映画やドラマ、CMに引っ張りだこの女優・吉高由里子さん。
37歳を迎えた2025年現在、結婚はしておらず、恋愛モードでもなさそう。
でも彼女はそれを“寂しい”とは感じていないようです。
むしろ、ひとりでカレーを食べるような自由な時間を大切にしながら、自分らしく人生を楽しんでいるのだとか。
デビュー20周年という節目に発売された書籍『しらふ』にも、そんな等身大の吉高由里子さんの想いがあふれています。
今回は、結婚にとらわれず自分を生きる吉高由里子さんの“今”を、恋愛観、仕事、そして人柄からじっくり覗いてみましょう。
「恋愛一本」からの転換?自由を楽しむ今の心境
吉高由里子さんといえば、かつては「恋愛に全力投球」と評されるほど、恋愛に真剣に向き合うタイプとして知られていました。
付き合っている間は、他のことが後回しになるほど恋にのめり込むこともあり、感情表現もストレート。
そんな彼女が2024年末、週刊文春で報じられたのが、ジュエリーブランド御曹司との破局。
年収5千万円といわれる相手と1年半ほど交際していたものの、次第に束縛が強くなり、周囲には「ストーカーぽくなっちゃって…」とこぼしていたそうです。
その言葉からは、彼女なりの悩みや距離感の変化がうかがえます。
そして、37歳の誕生日には「ひとりでカレーを食べた」と話し、今は恋愛モードから距離を置いている様子。
けれどその姿からは、“寂しさ”ではなく“心地よさ”がにじんでいます。
恋愛に縛られず、仕事も私生活も自分らしく楽しむ時間。それこそが、今の吉高由里子さんの心の豊かさを物語っているのではないでしょうか。
telling, : 吉高由里子さん、30代になってそぎ落とされた自分「軸を大切に生きていきたい」
[ad]
芝居も人生も“素顔”で勝負!20年の歩みと変化
2006年に映画『紀子の食卓』でスクリーンデビューし、2008年の『蛇にピアス』で一気にブレイク。
体当たりの演技で注目され、日本アカデミー賞新人俳優賞などの受賞も果たしました。
以降は『花子とアン』や『東京タラレバ娘』、そして大河ドラマ『光る君へ』まで、出演作はどれも話題作ばかり。
ですが吉高由里子さん自身は、ただ走り続けるのではなく「一度立ち止まる」ことも大切にしてきました。
『花子とアン』の終了後には、あえて1年間の休業を選択し、自分の感覚を取り戻す時間を過ごしています。
PR TIMES : 「吉高由里子 デビュー20周年記念インタビュー」をYouTubeにて配信!歴代マネージャーからのエピソードや秘蔵写真も初公開!
2025年はデビュー20周年。
記念として発売された書籍『しらふ』では、素の言葉で綴られた“ひとりごと”が満載。
20代までは「こう見られたい」と思う自分がいたけれど、今はそういったものが削ぎ落とされ、「自分を演じず、自分でいられるようになった」と語ります。
素顔のままで女優として生きる。
その姿勢が、彼女の芯の強さであり、最大の魅力なのかもしれません。
model press : 吉高由里子の感性の元 “人に伝えるときに意識していること”とは「相手を少し傷つけてしまうかもしれない」【「しらふ」インタビュー前編】
[ad]
マネージャーも脱帽?“愛され上手”な天然エピソード
素直な吉高由里子が大好き!
— 暗闇ちゃん (@waki_0827) July 27, 2025
ほんっとに良い人だもん。そりゃモテる pic.twitter.com/a7c7LaeWUI
吉高由里子さんの魅力のひとつに、“愛され力”があります。
それを物語っているのが、長年彼女を支えてきたマネージャーたちの証言です。
デビュー時の担当者は彼女を「人たらし」と表現。
自然体でいるだけで人を引き寄せる、不思議な吸引力を持っていたといいます。
2016年頃から約10年間担当しているマネージャーとのエピソードもユニーク。
ある日、スマホを開いたら吉高由里子さんの自撮りが大量に保存されていて「なにこれ!?」と驚いたそう。
それは、彼女なりのイタズラで、マネージャーを笑わせて元気づけたかったとのこと。
現場でも、ニュージーランドでの撮影中、カメラマンと編集者が口論になった際、彼女は「流れ星がいっぱい流れてたから、2人が仲直りできますようにってお願いしようかな」と笑って話していました。
Yahoo!Japan ニュース : 吉高由里子のスペシャルインタビュー 歴代マネージャーと振り返る涙と笑いの20年
こうした天然で温かい一言が、どれだけ周囲を癒やしてきたことか。
芝居だけでなく、人間としての柔らかさと面白さが、彼女が長く愛され続ける理由のひとつと言えるでしょう。
[ad]
まとめ:結婚より、自分を愛する今が美しい
吉高由里子さんは、結婚していないからこそ今の自由を大切にできているのかもしれません。
恋愛は人生の一部でしかなく、自分を見つめ直したり、大切な人と笑い合ったり、心地よい時間を積み重ねることのほうが、ずっと価値があるのかもしれませんよね。
書籍『しらふ』に込められた言葉のひとつひとつにも、そんな吉高由里子さんの等身大の想いがにじみ出ています。
37歳、デビュー20周年。
ひとりでカレーを食べる日があっても、それは寂しさじゃなく、自分らしくいられる幸せの証。
これからも、吉高由里子さんの“ナチュラルなままの美しさ”から目が離せません。