2025年春、フジテレビに新たな風を吹き込んだのが吉岡恵麻(よしおか・えま)アナウンサーです。
2023年に「ミス日本グランプリ」を受賞した彼女は、173cmの長身と知的な雰囲気、そして古典文学を愛する独特の感性で注目を集めています。
大学時代からアナウンサー志望として準備を重ね、今や「Live News イット!」などで堂々とリポートを担当。
この記事では、そんな吉岡恵麻アナの学歴・家族・そして古典への情熱に迫り、彼女がどのようにして“ニュースの顔”へと成長したのかを詳しく紹介します。
関西学院大学出身の才媛!学生時代から光るアナ志望への情熱
吉岡恵麻アナは兵庫県芦屋市出身。
洗練された街で育ちながらも、実は幼い頃からアクティブなスポーツ女子でした。
18年間続けた硬式テニスでは、地域大会にも出場し、粘り強さと集中力を身につけています。
高校は関西学院高等部に通い、勉強とスポーツの両立を徹底。
仲間との絆を大切にする性格は、この頃からすでに光っていました。
その後進学したのは、関西学院大学社会学部社会学科。
フジテレビ : 吉岡恵麻アナウンサーProfile
大学では学業に励む一方で、**セント・フォース関西(学生部門)**に所属し、アナウンサーを目指す道を歩み始めます。
発声練習やイベント司会、取材の模擬体験などを重ね、表現力を磨いていきました。
そして大学2年生の時、彼女は大きな転機を迎えます。
第55回ミス日本コンテスト2023でグランプリを受賞。
全国から集まった候補者の中で、吉岡恵麻さんはその凛とした立ち居振る舞いと知的な言葉選びで審査員の心を掴みました。
むーたん兵庫県出身者としては藤原紀香さん以来31年ぶりの快挙です。
ORICON NEWS : 『ミス日本』吉岡恵麻さん、女子アナ目指し奮闘中 憧れは「日本テレビの藤井貴彦さん」
大学生活では朝日放送「newsおかえり」でのアルバイト経験もあり、現場で“伝える仕事”の責任を体感。
こうした経験がアナウンサーとしての土台を作り、2025年春、晴れてフジテレビ入社へとつながりました。
現在は「Live News イット!」「Live News α」「BSフジLIVEプライムニュース」などで活躍し、華やかさと誠実さを併せ持つ次世代エースとして注目を集めています。
“母への想い”が支えた挑戦と涙のスピーチ
なぜバファローズのユニフォーム?と思ったら、2023年にミス日本として始球式に。
— Bsアイランド (@bs11island) September 12, 2025
覚えてます。あの時のお嬢さんが今年フジテレビ入社でアナウンサーにならはったと。
ああそう、へぇー…
>「ミス日本」フジ新人アナ 吉岡恵麻アナウンサーhttps://t.co/4k05IA70ZS pic.twitter.com/iSqar6yLmW
吉岡恵麻アナの人生を語る上で欠かせないのが、母親への深い愛情と感謝の気持ちです。
彼女がミス日本グランプリを受賞した2023年当時、母親は病と闘いながら入院中でした。
受賞スピーチで彼女は涙をこらえつつ、「YouTubeで見てくれている母に、病気が治ったら一緒に旅行に行こうね」と語り、会場を感動に包みました。
その言葉には、母への想いと、自分を支えてくれた家族への誇りがにじんでいました。
modelpress : 「ミス日本2023」グランプリ決定、アナウンサー志望の関学2年・吉岡恵麻さん 闘病中・母にメッセージも
その後のインタビューでは、「母が闘病しているけれど、私の頑張りが元気のもとになればと思って出場しました」と話し、多くの人々の共感を呼びました。
また、彼女は地元・芦屋市を愛する郷土想いな一面も持っています。
2024年には芦屋市長・高島崚輔氏(26歳)との対談も実現し、地元の魅力発信に積極的に関わりました。
さらに2023年春には西宮警察署の一日交通安全大使として活動し、感謝状も授与されています。
華やかな経歴の裏には、常に「誰かのために行動したい」という優しさがあるのです。
フジテレビ入社後もその誠実さは変わらず、現場スタッフからは「常に周囲への気遣いを忘れない」「新人とは思えない落ち着き」と高評価。
母親の支えを胸に、ニュースを伝える言葉に温かみを込める――それが吉岡恵麻アナの魅力であり、彼女の芯の強さを感じさせる理由です。
“古典文学×アナウンサー”という唯一無二の個性
ミス日本グランプリという華やかな肩書きに加え、吉岡恵麻アナを語る上で外せないのが、古典文学への深い愛情です。
幼い頃から百人一首や和歌に親しみ、小学生の時に出会った和歌「ながらえばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき」に心を打たれたといいます。
「長く生きていれば、今の苦しさもいつか懐かしく思える日が来る」――この和歌が、彼女の人生観を支えているそうです。



1000年前の人の言葉が現代の自分の心に響くことに感動し、そこから古典への興味が深まっていきました。
大学では考古検定中級・古文書解読検定3級・京都検定3級を取得するほどの熱心さ。
趣味も神社仏閣巡りや博物館巡り、平家ゆかりの地を訪ねる旅など、知的好奇心の塊です。



特に**「平家物語」が大好きで、木曽義仲が一番好きな登場人物**だとか。
屋島や壇ノ浦など、実際に史跡を巡る行動力もあり、その探究心は本物です。
アナウンサーとしては「古典の魅力を若い世代に伝えたい」という夢を持ち、文化・教育系の企画にも意欲を見せています。
zakzak : ミス日本に吉岡恵麻さん アナウンサーを目指す「古典文学の面白さを若い世代に広めたい」 歴代のグランプリには女優の藤原紀香ら
モットーは「将らず迎えず応じて蔵めず」――先回りせず、誠実に対応し、執着しないという意味で、まさに古典と現代をつなぐ彼女らしい生き方。
知性と感性を兼ね備えた吉岡恵麻アナは、ニュースの世界に“言葉の温度”を持ち込む、新しいタイプのアナウンサーといえるでしょう。
🌸 まとめ|知性と誠実さが光る“ニュース界の新星”
フジテレビの新人アナウンサー・吉岡恵麻さんは、ミス日本グランプリ受賞者という華やかさと、古典文学への真摯な探究心を併せ持つ唯一無二の存在です。
母への想い、関西学院で培った努力、そして古典への情熱――それらすべてが彼女の“言葉”に深みを与えています。
今後は報道だけでなく、文化・スポーツ・情報番組でも存在感を発揮する期待の星。
「Live News イット!」などで見せる落ち着いた語り口から、これからの成長を温かく見守りたくなる――そんなフジテレビの次世代エースが、吉岡恵麻アナです。
2025年 民放新人アナウンサー!!


















