俳優・横浜流星さんといえば、大河ドラマ主演や日本アカデミー賞最優秀主演男優賞といった華々しい実績を持ちながら、実は空手世界一の経歴まで兼ね備えた異色の存在。
モデル出身でありながら、ストイックに俳優道を極める姿勢は「イケメン俳優」の枠を超えています。
今回は、横浜流星さんの代表作「国宝」「べらぼう」「正体」を中心に、その人物像やエピソードを分かりやすくまとめました。
誰もが知りたいプロフィール・経歴・最新出演作を一挙にご紹介します!
横浜流星のプロフィールと経歴を徹底解説!
横浜流星さんは1996年9月16日生まれ、神奈川県横浜市出身の俳優。
本名も同じ「横浜流星」で、まさに芸名いらずのスター性を感じさせます。
身長は174cm、血液型はO型で、所属は大手芸能事務所のスターダストプロモーション。
芸能界入りのきっかけは2010年にファッション誌「ニコプチ」のメンズモデルとしてデビューしたことでした。
その後「ニコラ」モデルを経て、2011年にドラマ「仮面ライダーフォーゼ」で俳優デビューを果たします。
さらに、同年には映画「ジョーカーゲーム」でスクリーンデビューも経験し、順調に俳優としての道を歩み始めました。
STARDUST : 横浜流星のプロフィール
特筆すべきは、横浜流星さんの極真空手の実力です。
なんと2011年の国際青少年空手道選手権大会で13・14歳男子55kgの部優勝、つまり世界一の称号を手にしています。
空手で鍛えた精神力や集中力は、俳優としての演技にも大きな影響を与えていると言われています。
さらに、特技はバク転など身体能力の高さも抜群。
この経歴は、ほかの俳優にはない唯一無二の強みです。
俳優として本格的に注目を浴びたのは、2014年に出演した「烈車戦隊トッキュウジャー」。
その後、2019年TBSドラマ「初めて恋をした日に読む話」で、ピンク髪の高校生役・由利匡平を演じ、一気にブレイク。
まさに“国民的俳優”への階段を駆け上がった瞬間でした。
以降、数々の映画・ドラマで主演を務め、2020年には日本テレビ「私たちはどうかしている」で浜辺美波さんとW主演。
現在に至るまでトップ俳優としての地位を固めています。
話題作「国宝」「べらぼう」「正体」で見せた横浜流星の本気演技
まさかの「歌舞伎×実写映画」で105億突破って、誰が予想した?
— フルマリ🐧SNS運用代行&ライティング・記事作成請負人 (@mfparallel) August 19, 2025
22年ぶりに邦画実写で100億超えた『国宝』、ガチで社会現象すぎる。
吉沢亮×横浜流星の1年半ガチ稽古。あれもう“演技”じゃない。魂で殴り合ってた。
先日ようやく観に行ったけど、3時間くぎ付け。
李相日監督の演出、美しすぎて鳥肌。… pic.twitter.com/0SE5TeXcoD
横浜流星さんの演技力は、多彩な作品で発揮されています。
まず注目したいのが、2025年公開の映画**「国宝」**。
この作品では大垣俊介役を演じ、芸術や人間の内面に迫る難しいテーマに挑みました。
横浜流星さんは役作りのために徹底的にリサーチし、リアルな表情と感情表現で観客を魅了しています。
続いて、2025年のNHK大河ドラマ**「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」**では主演の蔦屋重三郎役に抜擢。
20代での大河主演は、近年では吉沢亮さんと横浜流星さんのみという快挙です。
彼の演技は、華やかさと同時に江戸時代の生き様を等身大で表現し、多くの視聴者から「心を打たれる演技」と評価されています。
さらに外せないのが、2024年の映画**「正体」。
横浜流星さんは鏑木慶一役を熱演し、第48回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞しました。
受賞後のインタビューで本人は「役に生かされた」と語っており、彼がただの人気俳優ではなく、真に“実力派”であることを証明しました。
なお、この作品では第79回毎日映画コンクール主演俳優賞や第49回報知映画賞主演男優賞**も受賞しており、演技派俳優としての地位を不動のものにしました。
横浜流星さんの演技には、徹底した役作りと妥協しない姿勢がにじみ出ています。
雑誌インタビューでも「難しく険しい道ほどやりがいを感じる」と語っており、そのストイックさは彼の最大の魅力。
作品ごとに異なる顔を見せる一方で、どの役柄にも“横浜流星らしさ”が宿っているのです。
雑誌インタビューで見えた“本物の役者”を目指す姿勢
横浜流星さんは数々のインタビューで、自らの俳優観を赤裸々に語っています。
たとえばPrecious誌では「本物の役者になりたい」と強調。
常に“本物とは何か”を模索している姿勢からは、俳優業への強い情熱と探求心がうかがえます。
Precious.jp : 歌舞伎の女形に挑んだ映画『国宝』が、カンヌ国際映画祭「監督週間」部門で絶賛!
また、映画「流浪の月」でタッグを組んだ李相日監督について、装苑のインタビューでは「答えを簡単にくれない監督」と表現。
ヒントを与えられ、自ら答えを探すプロセスに覚悟を持って挑んだそうです。
これは横浜流星さんのストイックな性格と演技論を象徴するエピソードでしょう。
さらにOggi誌の取材では「難しく険しい道ほどやりがいを感じる」と発言。
普通の俳優なら避けたくなるような挑戦にも、彼は自ら飛び込んでいきます。
また、「日常生活を犠牲にしてでも役者に打ち込みたい」と語り、気軽に買い物や花見を楽しむことさえ“今は我慢”していると明かしました。
ここまで徹底して役者に人生を捧げる覚悟を持つ俳優は、なかなかいません。
こうしたエピソードから分かるのは、横浜流星さんが単なる“イケメン俳優”ではなく、己を削って役に挑む本格派俳優であるということです。
華やかな受賞歴や人気の裏にあるのは、日々の努力とストイックな精神力。
彼が今後さらに大きな舞台で輝くのは、もはや必然といえるでしょう。
まとめ
横浜流星さんは、空手世界一の実績を持ちながら、俳優としても大河主演やアカデミー賞受賞という大きな成果を掴み取りました。
その裏には「本物の役者」を目指す真摯な姿勢と、私生活を犠牲にしてでも役に向き合う覚悟があります。
代表作「国宝」「べらぼう」「正体」を通じて、横浜流星さんはこれからも新たな魅力を見せてくれるはず。
これからの活躍から目が離せません!