バレーボール男子日本代表の守護神、山本智大(やまもと ともひろ)選手。
身長171cmと小柄ながら、驚異的な守備力とポジティブな笑顔でチームを支え、今や「世界一のリベロ」と称されています。
2025年世界選手権でも、日本代表の背番号20として守備の要を担う存在です。
本記事では、山本智大選手の経歴や感動エピソード、そして最新のプレー情報まで徹底ガイド。
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小さな巨人の挑戦!経歴と日本代表への道
北海道江別市に生まれた山本智大選手は、中学時代からバレーボールに情熱を注ぎました。
とわの森三愛高校に進学すると、その小柄な体格から「リベロ」として頭角を現します。
大学は日本体育大学に進み、なんと1年生の春からレギュラーを獲得。
171cmという身長は決して有利とは言えませんが、誰よりも速い反応と粘り強いプレーで存在感を示しました。
2017年、**FC東京(現・東京グレートベアーズ)でプロキャリアをスタート。
1年で堺ブレイザーズへ移籍し、さらに2020年からは強豪パナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)**に加入。
国内屈指のクラブで経験を積み、日本のトップリベロへと成長しました。
2019年には日本代表入り。
当時は「3番手」と見られていましたが、強豪国との試合で確実に結果を残し、信頼を勝ち取ります。
その後、東京2020・パリ2024と二度のオリンピックを経験し、世界を相手に戦い続けてきました。
2019年ワールドカップでの4位、2023年ネーションズリーグ3位、そしてアジア選手権優勝など、数々の成果に貢献。
小柄でも戦えることを証明し、**「小さな巨人」**としてファンからも絶大な支持を集める存在になったのです。
涙と笑顔の守護神!感動エピソードと信念
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— 菜々さん (@na06_1006) September 10, 2025
山本智大選手を語る上で欠かせないのが、笑顔と仲間を鼓舞する姿勢です。
彼は「無意識にバレーボールが楽しいから笑顔になる」と語り、常にポジティブな空気をチームに与えます。
どんなに劣勢な場面でも、山本智大選手が笑顔を見せるだけでチームの雰囲気が変わる。
その影響力は、まさに「守護神」という言葉がぴったりです。
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特に胸を打つエピソードは、パリオリンピックの準々決勝イタリア戦。
敗戦後、退任が決まっていたフィリップ・ブラン監督から「お前がベストリベロだろ」と声をかけられ、山本智大選手は涙を流しました。
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「人生を変えてもらった」と語るほど、この言葉は大きな意味を持ち、彼のキャリアのターニングポイントとなりました。
さらに過去には、精神的にも肉体的にも追い込まれ「ほぼご飯を食べられなかった」時期もあったそうです。
Number Web : 男子バレー“笑顔の守護神”に壮絶な過去「あの頃は、ほぼご飯食べてなかった」リベロ山本智大(29歳)がどん底から日本代表のチャンスを掴むまで
それでも諦めずにコートに立ち続け、努力を重ねて日本代表の座を勝ち取りました。
この逆境からの復活劇こそ、ファンが山本智大選手に惹かれる理由の一つでしょう。
「熱く冷静に」という信念を掲げ、常にチームにエネルギーを与える存在。
彼の強さはプレー技術だけでなく、仲間への思いや人間力に支えられています。
涙と笑顔を武器に戦う山本智大選手は、まさに日本バレー界の象徴的存在です。
世界一リベロの最新プレーと今後の展望
2024-25シーズンのSVリーグで、山本智大選手は大阪ブルテオンのレギュラーシーズン優勝に大きく貢献しました。
驚くべきことに44試合すべてに出場し、リベロとしては異例のMVP7回受賞という快挙を達成。
アタッカーが選ばれやすい賞を守備専門のリベロが獲得したことは、日本バレーボール史においても快挙といえるでしょう。
元日本代表の永野健コーチも「山本のボールコントロールは世界一」と絶賛。
相手の強烈なスパイクを吸収するようにレシーブし、正確にセッターへ返す技術は、世界中のリベロと比較しても群を抜いています。
単なる守備要員ではなく、チーム全体のリズムを作り出す司令塔的存在なのです。
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そして迎える2025年世界選手権。
背番号20としてコートに立つ山本智大選手は、「山本には敵わないと言わせたい」と意気込みを語っています。
日本代表が世界の強豪国を相手にメダルを狙う上で、彼の安定した守備力と精神的支柱としての存在は不可欠です。
さらに大阪ブルテオンとの契約更新も発表され、2025-26シーズンもトップリーグでの活躍が期待されています。
国内外で経験を積み重ねることで、さらに進化した「世界ナンバーワンリベロ」へと成長するでしょう。
山本智大という選手は、まさに日本バレー界の未来を照らす希望なのです。
まとめ
身長171cmと小柄ながら、世界一と評される守備力と笑顔の人間力でチームを支える山本智大選手。
パリ五輪での涙、困難を乗り越えた努力、そしてSVリーグでの輝かしい実績。
そのすべてが「守護神」という言葉にふさわしい存在です。
2025年世界選手権では、再び日本代表を勝利へ導くキーマンとなるでしょう。
山本智大というリベロの伝説は、これからも続いていきます。





