2025年、30歳という節目を迎えた女優・土屋太鳳さん。
これまで数々の映画やドラマでヒロインを演じ、圧倒的な存在感を放ってきた彼女ですが、2023年には俳優・片寄涼太さんとの結婚と出産を経験し、ママ女優として新たな人生を歩み始めました。
産後復帰を果たした今、舞台『マクベス』でのシェイクスピア初挑戦や、Netflix話題作『今際の国のアリス シーズン3』、映画『盤上の向日葵』など、再び大きな注目を集めています。
本記事では、土屋太鳳さんの最新活動やプライベートのエピソードをまとめ、女優として母として輝く姿をご紹介します。
結婚・出産を経てママ女優として歩み始めた土屋太鳳
2023年1月1日、土屋太鳳さんはGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太さんとの結婚と、第1子妊娠を同時に発表し、日本中を驚かせました。
さらに同年8月には第1子を出産し、「新しい命と共に歩み始められることへの感謝」をコメントで語っています。
女優として第一線で活躍してきた彼女にとって、結婚・出産は大きな人生の転機でしたが、それをプラスに変え、ママ女優としての新しい魅力を発揮しています。
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土屋太鳳さんは、母から受け継いだ「親の生き方は子どもの滑走路になる」という言葉を胸に、自分自身の生き方が子どもへの大切な道しるべになると語っています。
Instagramでは、飾らない日常や子育ての様子を発信し、同世代の女性やママ層から大きな共感を得ています。
華やかな芸能界にいながら、生活感のある姿を自然体で見せることで、ファンにとってより身近な存在になっているのも魅力の一つです。
また、出産後には「1年前と全く同じ体型を維持」するためのトレーニングに取り組み、体型や体力をしっかり管理してから復帰。
女優業は体力勝負の側面も強いため、心身のケアを徹底して行う姿勢は、彼女のプロ意識の高さを物語っています。
結婚や出産を経てイメージが変化する女優も少なくありませんが、土屋太鳳さんの場合はむしろ、母としての強さと温かさが加わり、以前よりも幅広い役柄に挑戦できる女優へと進化しました。
舞台・映画・ドラマ…2025年の最新活動がすごい!
2025年は、土屋太鳳さんにとって挑戦と飛躍の年。
まず大きな話題を呼んでいるのが、彩の国シェイクスピア・シリーズ『マクベス』でのマクベス夫人役です。
藤原竜也さん主演、吉田鋼太郎さん演出という豪華な布陣で、シェイクスピア作品に初挑戦する彼女に注目が集まっています。
演じるマクベス夫人について、土屋太鳳さんは「悪女とされるが、最初から悪女だったわけではなく、献身的な背景がある」と独自の解釈を語り、役作りへのこだわりを見せています。
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さらに映像作品でも話題が続きます。
Netflixで2025年9月25日から配信予定の『今際の国のアリス シーズン3』では、主人公ウサギ役として再び世界中のファンを魅了。
前シーズンから続く命懸けのサバイバルを通じて、さらに成長した姿を見せてくれるでしょう。
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映画では、東野圭吾原作で注目される『盤上の向日葵』(10月31日公開予定)に出演し、重厚な人間ドラマに挑みます。
また、テレビドラマでもTBS金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(2025年4月放送)や、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(2024年10月放送)など、話題作に次々と出演。
産後わずか2年でここまで幅広く活動しているのは驚異的です。
これらの作品を通じて、かつての「爽やかで純粋なヒロイン像」から、深みと重みを持つ女性像へと進化を遂げていることがわかります。
30歳の節目で語る心境とこれからの展望
2025年2月に30歳を迎えた土屋太鳳さん。
インタビューでは「30歳まで生きられたことの奇跡」と語り、20代を振り返りながらも、これからの女優人生に対して新たな決意を示しました。
これまでは仕事に流されることもあったとしつつ、「これからは自分の意思で選び、責任を持って行動していきたい」と前向きな姿勢を強調しています。
舞台『マクベス』挑戦の裏側には、16歳の頃に俳優・長谷川博己さんから贈られた蜷川幸雄演出作品のDVDがあり、シェイクスピアへの憧れをずっと抱き続けていたという背景もあります。
念願叶って舞台に挑む姿は、30歳を迎えた今だからこそ実現できるタイミングだったともいえるでしょう。
また母としては、「子どもが心から楽しめる舞台を作りたい」という新たな夢も語っています。
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自身の経験を通じて、次世代に文化や芸術を届けたいという思いが芽生えており、これからはママ女優ならではの視点が作品に反映されていくはずです。
30代の彼女には、古典演劇から現代劇、さらには子ども向け作品まで、多彩なキャリアの広がりが期待されます。
土屋太鳳さんは、結婚や出産を経てもなお進化を続け、女優として、母として、そして一人の女性として輝き続けています。
これからの10年が、彼女にとってさらに充実した時間となることは間違いありません。
まとめ
結婚・出産を経て、ママ女優として新しい魅力を見せている土屋太鳳さん。
2025年は舞台『マクベス』、Netflix『今際の国のアリス シーズン3』、映画『盤上の向日葵』など、話題作が続きます。
30歳という節目を迎え、女優としての進化と母としての強さを同時に見せる姿は、多くの人に勇気を与えているはずです。
これからの挑戦にもますます期待が高まります。土屋太鳳さんの“次の一歩”から目が離せません。
