落語家としてだけでなく、司会者や俳優としても幅広く活躍する笑福亭鶴瓶さん(73歳)。
TBS系「A-STUDIO+」では放送800回を突破し、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」でも国民的人気を誇ります。
さらに映画「ディア・ドクター」や最新作「35年目のラブレター」など、俳優としての評価も高い存在。
この記事では、笑福亭鶴瓶さんの魅力を最新2025年の情報を交えて徹底解説します!
A-STUDIO+800回突破!藤ヶ谷太輔との名コンビ誕生
TBSテレビの人気番組「A-STUDIO+」は、2009年にスタートしたトーク番組です。
2020年からは**藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)**が新MCとして加入し、笑福亭鶴瓶さんとのダブル司会体制に。
お笑いナタリー : 「A-Studio」リニューアル、笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔のダブルMCスタイルに
毎週金曜よる11時から30分間、ゲストの素顔を深掘りするスタイルが話題を呼び、2024年12月にはついに放送800回を突破しました(TBS公式サイトより)。
番組の最大の特徴は、MC自らがゲストの家族や友人を極秘取材すること。
本人も知らない意外な一面が明らかになるため、視聴者から「人柄が浮き彫りになる」「家族ぐるみの愛が伝わる」と支持を集めています。
笑福亭鶴瓶さんは芸歴50年以上のベテランでありながら、自然体で笑わせる力が魅力。
藤ヶ谷太輔さんとの掛け合いも「世代を超えたバランスが絶妙」と好評です。
2025年現在も「今一番観たいスターの素顔を引き出す」番組として健在。
特に、笑福亭鶴瓶さんが取材で見せる温かい眼差しと突っ込みは、単なるトーク以上に人間ドラマを感じさせます。
これこそが800回を迎えるまで続いた理由といえるでしょう。
落語家としての原点と名言に込められた人生観
📺来週8/25(月)夜7:57~
— 鶴瓶の家族に乾杯 (@nhk_kanpai) August 22, 2025
年に一度の海外スペシャル#鶴瓶の家族に乾杯 in スイス🐻
\ゲスト #杏 さん/
今回は
スイスの首都・ベルンを旅します!
世界遺産にも登録された
旧市街から旅がスタート🌈
どんな出会いが
待っているのでしょうか?
放送をお楽しみに👀#笑福亭鶴瓶 pic.twitter.com/x0KWLJq7P3
笑福亭鶴瓶さんは1972年、六代目笑福亭松鶴に入門。
以来、上方落語協会に所属し、現在は相談役を務めています(松竹芸能公式サイトより)。
落語界では「らくだ」を十八番とする師匠のもとで修業を積みましたが、自身は52歳で改めて本格的に落語を始めたことを語り、ぴあ関西版のインタビューで「ベテランではなく、今もフレッシュな気持ちでやっている」と話しています。
ぴあ関西版web : 「ふたりとも、年齢とともに若くなってますよ」笑福亭鶴瓶、先輩ふたりへの想いとますます熱気を帯びる落語愛
そんな笑福亭鶴瓶さんの魅力を語るうえで欠かせないのが、人柄がにじみ出る数々の名言です。
ほぼ日刊イトイ新聞のインタビューでは、
- 「忙しい人には時間がある。暇な人には時間がない」
- 「今しないとあかんことは今する」
- 「運は湧き出るもの。『運を使った』とは言わない」
といった珠玉の言葉を残しています。
これらは単なる格言ではなく、長年芸能界の第一線で走り続けてきた経験から出た実感。
読んだ人の心にすっと届く力があります。
ほぼ日の学校 : 「もっとおもろなりたい!と叫んだ男。
また、2023年には兄姉や弟子の笑福亭笑瓶さんを相次いで亡くし、自作落語「天然姉貴 無法の兄貴」を披露。
悲しみを笑いに昇華する姿勢は、落語家としての矜持そのもの。
人生を受け止め、笑いに変える力こそが笑福亭鶴瓶さん最大の魅力だといえるでしょう。
文春オンライン : 「おもろい名前つけてもろうたなあ、と…」70歳になった笑福亭鶴瓶、師匠が「鶴瓶」の名前に込めた“きつい洒落”
家族に乾杯・映画出演作から見える多彩な顔
NHK「鶴瓶の家族に乾杯」は、1995年から続く国民的番組です。
一般の人々とのふれあいをテーマに、全国を旅して“家族”の物語を紡ぐ姿が大きな支持を得ています。
笑福亭鶴瓶さんが垣根なく人に溶け込み、笑顔を引き出すシーンはまさに唯一無二。
松竹芸能公式サイトでも「温かさとユーモアで心をつなぐ番組」と紹介されています。
一方で、俳優としての活躍も見逃せません。
代表作「ディア・ドクター」(2009年)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。
その後も「おとうと」「家族はつらいよ」「北の桜守」など、数々の話題作に出演。
2025年には最新作「35年目のラブレター」(東映)が公開され、年齢を重ねても挑戦を続けています。
笑福亭鶴瓶 公式サイト : つるべ.net
バラエティ・落語・映画と分野を超えて活動できるのは、笑福亭鶴瓶さんの人間的な魅力がすべての現場で求められているから。
俳優として役を演じても、司会としてゲストを引き立てても、落語家として高座に立っても、共通して伝わるのは「人間を丸ごと肯定する眼差し」です。
これが視聴者や観客を惹きつける理由でしょう。
さらに、映画や番組の中で垣間見えるのは、家族や仲間を大切にする姿勢。
これは「家族に乾杯」だけでなく、人生観全体に通じています。
俳優・司会者・落語家という三つの顔が、すべて「人を笑顔にする」という軸でつながっているのです。
まとめ
**笑福亭鶴瓶さんは、落語家・司会者・俳優の三つの顔を持ちながら、その根底にあるのは“人を笑顔にする力”**です。
A-STUDIO+800回突破、家族に乾杯の温かいふれあい、そして映画での名演技。
すべての活動に共通するのは、人生を前向きに受け止める姿勢とユーモアでした。
2025年も第一線で挑戦を続ける笑福亭鶴瓶さんの魅力から、これからも目が離せません!
