俳優・杉野遥亮さんといえば、長身で整った顔立ちに加え、どこか素朴で飾らないキャラクターが魅力的。
そんな彼、実は“ガチの進学校”出身というインテリな一面を持っています。
でも、学歴だけを聞いて「順風満帆な学生時代だったんだろうな」と思うのはちょっと早いかも⁉
高校では理系選択を後悔し、大学時代には将来への迷いを抱えていたそう。
そして最終的には、自分の道を信じて芸能界へ——。
今回は、そんな杉野遥亮さんの学歴や学生時代のエピソード、家族とのつながりを交えながら、“夢をつかんだ若者のリアル”に迫ります。
偏差値71!進学校・佐倉高校での意外な苦悩
杉野遥亮さんが通っていたのは、千葉県内でもトップクラスの進学校・佐倉高校。
偏差値71を誇る名門校に合格するほど、もともと成績は優秀だったそうです。
中学時代には学年トップになったこともあり、周囲の期待も高かったとか。
そんな彼は、高校時代バスケットボール部に所属。
小学生から8年間続けていたバスケへの情熱を、そのまま部活でも発揮していたようです。
とくに“ゾーン”に入ったような集中状態でプレーできた試合は、今でも心に残っているのだとか。
高校生新聞on-line : 杉野遥亮さんが語る高校時代 入学早々に告白し…悔しい恋愛、今も心に
一方で、当時の進路選択には葛藤も。
「文系が得意だったけど、友達が多いから理系を選んだ」と語っており、のちに「人の意見に流された結果、自分の意志とズレた選択になった」と振り返っています。
そんな経験から、“自分の人生を自分で決めること”の大切さを学んだのだとか。
第一志望じゃなかった大学、そして“ぼんやりした”18歳の心の内
刑事役の杉野遥亮がかっこよすぎる pic.twitter.com/td7lFuLnrG
— ri (@io8__r) August 2, 2025
高校卒業後は法政大学社会学部に進学した杉野遥亮さん。
でも実はここ、第一志望ではなかったそう。
大学生活について「とりあえず目の前のことを頑張っていたけど、将来のビジョンは全然なかった」とインタビューで語っています。
受験勉強に明け暮れた高校3年生の頃と、大学1年で単位取得に励んだ時期。
その間の彼は、“やるべきこと”をこなす日々を送りつつも、「これからどうしたらいいんだろう」とモヤモヤしていたと振り返ります。
マイナビ 学生の窓口 : 杉野遥亮の“18歳のころ”「目の前にあることをとりあえず頑張ってみようかなと思っていた」
そんな中で訪れた転機が、2015年に開催された「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」。
軽い気持ちで応募したオーディションで、なんとグランプリを獲得!
これをきっかけに芸能界入りし、大学は中退。
悩みながらも、自分に合った道を見つける勇気を選んだ18歳の決断は、いまの俳優・杉野遥亮を作る原点となりました。
支えになった家族の存在——弟との絆、父の車内ミュージック
どこか飾らず自然体な杉野遥亮さん。
その背景には、家族との温かい関係があるようです。
彼の家族構成は、父・母・弟との4人家族。
出身は千葉県八千代市で、現在は東京で一人暮らしをしているものの、実家には頻繁に帰っているとのこと。
特に弟とは2歳差で、「最近はあまり会えていないけど、ドライブに行くなら弟を誘いたい」と話すほど。
弟が免許を取れる年齢になったことを「まだ実感できていない」と語っており、弟の運転姿に感動してしまうかも…と微笑ましい一面ものぞかせています。
JAF Mate.online : 【前編】杉野遥亮、一人ドライブは下道で「景色の変化を楽しみたい」
また、父の実家がある宮崎県まで、家族4人で車で帰省していた思い出も。
行きも帰りも2泊ずつかけたという長距離ドライブでは、サザンオールスターズやGReeeeN、FUNKY MONKEY BABYなどが車内に流れていたとか。
音楽と家族のぬくもりが、杉野遥亮さんの人間的な魅力のベースになっているのかもしれません。
まとめ
偏差値71の進学校出身で、学年トップになったこともある秀才・杉野遥亮さん。
しかしその人生は、決して一直線のエリートコースではありませんでした。
文理選択の後悔、第一志望でなかった大学、そして将来への迷い。
そんな“ぼんやりした18歳”の時間があったからこそ、自分の道を選び、俳優という夢をつかむ強さが育まれたのでしょう。
家族との絆にも支えられながら、自分らしく歩んできた杉野遥亮さんのこれからが、ますます楽しみです!