俳優としてもM!LKのメンバーとしても活躍中の佐野勇斗さん。
愛知県岡崎市出身の彼の魅力は、180cmのスタイルや演技力だけでなく、家族から受け継いだ“謙虚さ”と“感謝の心”にもあります。
特に父からの教えは、芸能界という波のある世界で彼を支え続ける大きな柱。
今回は、佐野勇斗さんと父とのエピソード、俳優・歌手としての成長の道のり、そして国民的俳優を目指す挑戦について、ほんわかと熱く迫ります。
父の教えは「謙虚道」──寡黙なメールが人生の軸に
佐野勇斗さんが人生で一番大切にしている言葉、それは父からの「謙虚さや感謝の姿勢を忘れない」という教えです。
父は普段あまり多くを語らない、いわゆる寡黙なタイプ。
しかしこの言葉だけは、何度も何度も繰り返し伝えてくれたそうです。
小さい頃から日常的に耳にしてきたため、当時は「またその話か」と思う瞬間もあったかもしれません。
けれど、芸能界に入り、さまざまな人と仕事をするようになった今、その意味の深さを心から理解しているといいます。
TOWN WORKマガジン : 俳優/歌手・佐野勇斗さん(M!LK)インタビュー「大きすぎる目標でも口に出すことが大事。有言実行です」
撮影現場ではスタッフや共演者への挨拶を欠かさず、ファンとの交流では一人ひとりへの感謝を丁寧に言葉にする姿も印象的。
父からの教えは派手さはありませんが、確実に佐野勇斗さんの人柄を形作り、仕事の信頼にもつながっています。
今でも時折、父から「謙虚でいろよ」と短いメールが届くそうで、その一文が心を正すお守りのような役割を果たしているそうです。
この“寡黙なエール”こそが、彼の芯を支えているのです。
家族愛たっぷり!弟たちと築く温かい日常
本当の弟とYouTube撮っちゃいました。
— 佐野勇斗 (@sanohayatodazo) August 9, 2025
みてみてねhttps://t.co/9wfFzRQlqi pic.twitter.com/suKbBDMUkd
佐野勇斗さんの家族は、父・母・弟2人、そして愛犬さくらの5人+1匹家族。
家族の仲の良さはエピソードの宝庫で、特に弟たちとの関係はほっこり度満点です。
一番下の弟が生まれたのは佐野勇斗さんが小学6年生のとき。
そのとき、なんと育児本を読んでお世話を手伝ったそうです。
オムツ替えやあやし方まで積極的に学び、まるで小さなパパのような存在に。
中学生になっても弟たちとサッカーや野球で遊ぶ時間を大切にし、誕生日には変顔写真をSNSに投稿するなど、愛情表現も全力です。
STAR DUST :佐野勇斗のプロフィール
母は芸能界入りを後押しした張本人で、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストへ応募したのも母と叔母たち。
父は寡黙に背中を押し、母は情熱的に応援──そんな両親のバランスが、佐野勇斗さんの真っ直ぐで人懐っこい性格を育てたのでしょう。
愛犬さくらも家族の一員で、忙しい合間に帰省すると癒やしを与えてくれる存在だそうです。
家族への愛は、インタビューやSNSでも自然とあふれ出ており、ファンからも「家族思いな人柄が好き」という声が多く寄せられています。
国民的俳優への道──挑戦を続ける“終わりなきマラソン”
佐野勇斗さんが俳優デビューを飾ったのは、高校2年生のとき。
映画『くちびるに歌を』で向井ケイスケ役を演じ、その演技力が話題になりました。
その後も『ちはやふる-結び-』での存在感ある演技や、『小さな恋のうた』での主演など、ジャンルを問わず幅広い役柄に挑戦。
並行してM!LKのメンバーとしても活動し、「国民的グループになる」という大きな夢を掲げています。
その実現のため、ドラマ主演と主題歌ヒットを同時に達成するという明確な目標を持ち、日々努力を重ねています。
役作りのために増量・減量を繰り返し、『テッパチ!』では10kg以上増量、『真犯人フラグ』では精神的に追い詰められる役に合わせて減量するなど、体を張った表現にも全力です。
「俳優業は終わりのないマラソンのよう」と語る佐野勇斗さん。
父から受け継いだ謙虚さを胸に、焦らず一歩ずつ進む姿は、見ている人の心を自然と掴みます。
2025年にはNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』にも出演し、その活躍の場はますます広がりそうです。
中学校
- 岡崎市立新香山中学校 卒業
- 学級代表や生徒会役員を9年間継続
- 佐野さん本人談:「ユルさのあるリーダーシップ」で選ばれていた
高校
- 愛知県立岡崎西高等学校 普通科(2013年4月~2016年3月)
- 偏差値58の進学校
- 在学中の2014年にM!LKのメンバーに
- 吹奏楽部でトランペットを担当
- 高校2年生の2015年2月に映画『くちびるに歌を』で俳優デビュー
大学
- 明治学院大学 文学部(2016年4月入学)
- 偏差値58
- 大学受験のため半年間M!LKの活動を休業
- 愛知から上京して東京での本格的な芸能活動開始
まとめ
佐野勇斗さんの輝きの裏には、父からの「謙虚さを忘れない」というシンプルで深い教えと、家族全員の温かな支えがあります。
役者としてもアーティストとしても走り続ける彼は、地元・岡崎から東京へ、そして国民的存在へと着実にステップを踏んでいる最中。
これからも、その謙虚道と努力で、ますます多くの人の心を掴んでいくことでしょう。