大阪の古着屋でアルバイトをしていた一人の青年が、今や映画やドラマに引っ張りだこの俳優に――。
倉 悠 貴 さんは、“MEN’S NON-NO”のスナップ撮影をきっかけに芸能界へ飛び込んだ、まさに令和のシンデレラボーイ。
高専出身という異色の経歴を持ちながらも、確かな演技力と素直な人柄で多くの監督に信頼されています。
この記事では、倉悠貴さんの学歴・デビュー秘話・最新出演作までを一挙に紹介。
彼の歩んできた道のりを、じっくりたどっていきましょう。
高専から芸能界へ!スナップ写真が人生を変えた倉悠貴の経歴
倉悠貴さんは1999年12月19日生まれ、大阪府出身。
中学は大阪市立茨田中学校、高校は**大阪府立大学工業高等専門学校(高専)**に進学しました。
就職を目指す真面目な学生生活を送り、企業インターンにも参加するなど、当時はごく普通の進路を考えていたそうです。
むーたん運命の転機は18歳のとき。大阪・心斎橋の古着屋「サントニブンノイチ」でアルバイト中、雑誌『MEN’S NON-NO』のスナップ撮影を受けたのがきっかけでした。



その写真を見た**ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)**のスタッフが倉悠貴さんをスカウト。



まさに、1枚の写真が彼の人生を変えたのです。
with digital : 「古着屋のバイト中に撮られた1枚の写真で人生が変わった」俳優・倉悠貴インタビュー前編
最初は母親から「騙されてるんじゃない?」と反対され、高専卒業まであと2年という時期でもあり、進路には大いに悩みました。
それでも、友人の「誰でもできる仕事じゃない。真剣にやれ」という言葉に背中を押され、休学して俳優業に挑戦。
「普通の就職」から「俳優の道」へ、人生を180度転換する決断を下したのです。
2019年、ドラマ『トレース〜科捜研の男〜』で俳優デビュー。
首吊りの遺体役という重い役柄に挑み、現場での悔しさを糧に「演技を一から学ぼう」と決意。
ここから、倉悠貴という俳優の真の物語が始まりました。
下積みと覚醒の5年間――“普通の青年”が“作品に素直な俳優”へ
おはようございます😊
— 松井秀峰『一日一絵』 (@55Shuho) November 3, 2025
「倉 悠貴さん」通称”クラッチ”完成‼️
*制作過程を見てくださいました皆様、ようやく完成致しました💪
ありがとうございました🙏
娘は福岡での彼との2ショット写真、家宝?のように大切に持っていますよ😂
今週も宜しくお願い致しますm(_ _)m
#倉悠貴
#完成絵画 pic.twitter.com/k7QysJh8PU
上京後の倉悠貴さんは、決して順風満帆ではありませんでした。
俳優2年目の頃は、友人3人と2Kのアパートを3人でシェアし、1人あたり家賃2万5000円。



ご飯もろくに食べられない日々を送り、靴屋の倉庫でアルバイトをして生活をつないでいたそうです。
with digital : 「作品に素直な俳優でありたい」業界最注目の俳優・倉悠貴インタビュー後編
そんな中で迎えた転機が、映画『夏、至るころ』(2020年)。



池田エライザ監督による初主演作品で、リリー・フランキーさんや高良健吾さんら名優に囲まれながら、**「俳優ってこういうことか」**と気づかされたと語っています。
以降、彼の中で“演じること”に対する意識が大きく変化しました。
倉悠貴さんはセリフの覚え方にも独特のこだわりがあります。
料理中や洗濯中、スーパーでの買い物中など、“ながら練習”で覚えるタイプ。
「頭で覚えるより、体で覚える方が自然に出る」と語るその姿勢に、職人気質な真面目さがにじみます。
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また、彼の趣味も演技に深く影響しています。
陶芸、水族館巡り、古着――いずれも“形を持たないものに向き合う感性”を磨く時間。
大阪の感覚を大切にしながらも、表現者としての幅を広げ続けているのです。



「まだ自分に自信がない。でも、それも含めて自分なんです」。



そう語る倉悠貴さんの飾らない言葉には、不器用でもまっすぐに生きる若者のリアルが詰まっています。
最新作『新解釈・幕末伝』で沖田総司役に挑戦!福田雄一作品で新境地へ
2025年12月19日公開予定の映画『新解釈・幕末伝』(監督:福田雄一)で、倉悠貴さんは新選組一番隊組長・沖田総司役に抜擢されました。
共演にはムロツヨシさん、佐藤二朗さん、山田孝之さん、松山ケンイチさん、広瀬アリスさんら豪華俳優陣が並び、話題を集めています。
これが倉悠貴さんにとって初めての福田組。



現場では「ついていくことで精一杯だった」と語りながらも、持ち前の集中力と真面目さで“新解釈”ならではの沖田像を見事に体現しました。
剣技の動きや表情の作り方まで細部にこだわり、**「華麗な剣技を持つ天才剣士」**という新しい沖田を創り上げたのです。



撮影中は小手伸也さんや松山ケンイチさんから多くのアドバイスを受けたといい、「自分の力だけでは乗り切れなかった」と謙虚に語る姿勢も印象的。
現場を通してさらに大きく成長したことがうかがえます。
ORICON NEWS : 『新解釈・幕末伝』倉悠貴は最強剣士、小手伸也は“ちょっとケチ”な新撰組局長に――福田雄一監督作品初参加
過去には『おちょやん』での好演でNHK作品にも抜擢され、『SHOGUN 将軍』(Disney+)や『ガンニバル』など海外配信ドラマにも進出。
今後は国内外問わず、“自然体で光る俳優”としての存在感を増していくことでしょう。
この『新解釈・幕末伝』での沖田総司役は、倉悠貴という俳優にとってのターニングポイント。
令和の新選組像をどう描くのか、今から公開が待ち遠しい限りです。
🔹まとめ
古着屋のアルバイトから始まった俳優人生。
倉悠貴さんは、努力と誠実さで“普通の青年”から“次世代の実力派”へと成長しました。
2025年12月公開の映画『新解釈・幕末伝』では、新選組最強の剣士・沖田総司としてスクリーンに登場。
確かな演技力と素朴な人間味で、これからも観る者の心を掴み続けるでしょう。
「作品に素直な俳優でありたい」――その一言に、倉悠貴という俳優のすべてが詰まっています。
映画『新解釈・幕末伝』共演

























