工藤阿須加と農業!有機野菜に込めた“本気”の挑戦⁉
俳優・工藤阿須加さんが、実は山梨の畑で“ガチ農業”に励んでいることをご存じですか?
俳優業のかたわら、本気の農業に取り組む「半農半X」ライフを選んだ工藤阿須加さん。
きっかけは家庭の食卓で感じた「食」の大切さ、そしてコロナ禍で芽生えた強い危機感。
現在は「阿須加農園」と名づけた畑で有機野菜を育て、日本農業新聞のアンバサダーとしても活動中です。
野菜も人の心も育てる工藤阿須加さんの農業への挑戦、その真剣な思いに迫ります。
俳優の背中に鍬⁉「農業始めた理由」がアツすぎる!
工藤阿須加さんが農業に興味を持ったのは、幼少期の家庭環境が大きく影響しています。
父・工藤公康さんはプロ野球選手として活躍しており、母親は食事に強いこだわりを持っていました。
毎日の食卓には手作りの出汁や旬の食材が並び、自然と“食のありがたさ”を感じる環境で育ったのです。
そうした中で、「一次産業の大切さ」を意識するようになり、東京農業大学へ進学。
農業は彼にとって、ずっと心にあったテーマだったのです。
FRAU SDGs : 工藤阿須加「俳優だから伝えられる農業のいま、未来」
転機となったのが2021年、コロナ禍で自分と向き合う時間が増えたことでした。
物流の混乱や気候変動による農産物不足を目の当たりにし、「今こそ動くべきだ」と決意。
単なる思いつきではなく、これまでの人生の中で蓄積してきた“食への想い”が背中を押しました。
「伝えるにはまず自分が体験しないと」という信念のもと、本気の農業がスタートしたのです。
阿須加農園のリアル!野菜も気合も“有機100%”
明日7月16日(水)よる10時
— 工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました【公式】 (@KudoAsukaNougyo) July 15, 2025
🌈農始は!!
埼玉県 北本市の元商社マン農家👨💼
目標だったNY転勤を断り就農
覚悟が決まった元上司の言葉とは?
工藤阿須加が母校の先輩に出会う✨️#BS朝日 #農業 #就農#工藤阿須加 #農始#農福連携 #高身長 #アボカド #河津町 pic.twitter.com/yJHnhjRbJm
工藤阿須加さんが農業を行っているのは、山梨県北杜市にある有機JAS認証の「ファーマン井上農場」の一区画。
そこに「阿須加農園」と名付け、年間15種類ほどの野菜を有機栽培で育てています。
農薬や化学肥料を一切使わない栽培方法にこだわり、井上農場の基準に合わせて丁寧に野菜を育てています。
最初に収穫したのはレタスで、その後もスイートコーン、ニンニク、ビーツ、ブロッコリー、カリフローレなど、バラエティ豊かな野菜たちが次々と畑を彩ります。
日本農業新聞 : [特集]工藤阿須加さんインタビュー 「おいしい」を共有、農業の魅力
2025年には、ニンニクを約1.5トン収穫するほどの成果も挙げており、その実力はすでに本格派。
収穫された野菜は、地元のスーパー「いちやまマート」で数量限定販売されることもあり、買えた人はラッキーというレベルの人気ぶり。
工藤阿須加さん自身も「農業は戦場」と語るほど、日々の畑作業には全力投球。
汗まみれになりながらも、土に触れ、作物を育てるその姿は、まさに本気そのものです。
カメラの前も、畑の中も。二刀流が生み出す“つながり”
俳優として数々の作品に出演する工藤阿須加さん。
その彼が、農業にも真剣に取り組む理由のひとつに、「人の心を動かしたい」という共通する想いがあります。
演技も農業も、自分の手から生まれる“作品”を誰かに届け、共感や感動を共有するという意味では、どちらもクリエイティブな仕事。
実際、彼の育てた野菜を食べた人から「美味しい!」と声をもらうことは、俳優としての評価と同じくらい嬉しいと語っています。
農業にまつわる情報発信も積極的に行っており、BS朝日では冠番組『工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました』を通じて、農家のリアルややりがいを伝えています。
BS朝日 : 工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました!
また、日本農業新聞のアンバサダーとしての活動では、食や農の情報を広め、次世代への架け橋となるような役割を担っています。
畑に人を招いての農業体験も計画しており、単なる自己満足ではなく、“農業を伝える”ことを大切にしているのが彼らしさです。
まとめ
工藤阿須加さんの農業への取り組みは、俳優という華やかな仕事とはまったく違う世界。
しかし、彼の中では「人の心を動かす」という意味で共通点を強く感じているようです。
「阿須加農園」で育つ有機野菜には、手間と愛情、そして真剣なまなざしが詰まっています。
テレビや新聞を通じて農業の魅力を発信し、若い世代にも食と命のつながりを届けていく彼の姿は、今後ますます注目されるはず。
本気の挑戦は、もう始まっています!