お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さんは、鋭いツッコミと独特の存在感で幅広い世代から愛されている芸人です。
36歳で「キングオブコント2012」を制し、一気にブレイクした遅咲きのスターとしても知られています。
さらに「オモウマい店」での進行役や、パンク音楽への情熱、芸人仲間とのユニークな交流など、多彩な魅力を発揮。
この記事では、小峠英二さんの経歴や人柄、そして注目エピソードをわかりやすく紹介していきます。
遅咲きのブレイク!小峠英二の経歴と「オモウマい店」での活躍
小峠英二さんは1976年生まれ、福岡県大任町の出身。
高校卒業後に芸人を志し、1996年に相方・西村瑞樹さんと「バイきんぐ」を結成しました。
しかし、下積み時代は非常に長く、ブレイクのきっかけとなったのは結成から16年後、36歳のときに挑んだ「キングオブコント2012」でした。
小峠英二さんのキレ味鋭いツッコミとコンビの独自ネタが評価され、当時の歴代最高得点で優勝。
遅咲きながら、一気に全国区へと名を広めたのです。
その後はピンでも活躍し、特に注目されているのが**「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」での進行役。
番組は2021年にスタートし、庶民的でユニークなお店を紹介する内容で大人気に。
ヒロミさんとの掛け合いも絶妙で、小峠英二さんの冷静かつ的確な進行**が番組を支えています。
視聴率も驚異的で、世帯最高視聴率16.2%を記録した回もあり、2020年代スタートの新番組の中でも「最も成功した」と評価されています。
本人も「クセになる番組」と語り、出演への誇りを隠しません。
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お笑いだけでなくMCとしての安定感を発揮している点も、小峠英二さんの大きな魅力といえるでしょう。
芸人の枠を超える!小峠英二とパンク音楽への情熱
新婚の小峠英二、妻のことは「ミカちゃん」とポロリ ついに同居開始か 交際期間は3年https://t.co/4zrTg08iK6#DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) August 20, 2025
小峠英二さんの魅力のひとつに、音楽への深い愛情があります。
中学生の頃からパンクロックに夢中になり、現在も**パンクバンド「TRAP」**のメンバーとして活動。
本人は「お笑いが一番好きだが、その次は音楽」と語るほど、芸人と同じくらい音楽に情熱を注いでいます。
革ジャンやバイク、ブーツなど、小峠英二さんのファッションやライフスタイルもパンクカルチャーに影響されたもの。
単なる趣味の域を超え、自分自身のキャラクター形成にも大きな影響を与えています。
お笑いと音楽を並べて「どちらも人と違うことを追求し、自分の人間性を出す作業」と語る言葉からは、表現者としての姿勢がうかがえます。
芸人としてテレビで見せる姿は冷静なツッコミ役が多いですが、音楽では熱く激しい一面を見せるのもギャップの魅力。
芸人仲間のライブに出演することもあり、その姿はファンから「小峠英二さんがこんなに音楽好きだとは知らなかった!」と驚かれることも少なくありません。
このように、小峠英二さんは芸人という枠を超えて表現者としての幅を広げ続ける存在。
音楽活動は今後も彼の個性を輝かせる大切な要素であり、ファンにとっては見逃せないポイントです。
人柄あふれるエピソード!結婚観・歩行祭・自炊挑戦
小峠英二さんの魅力は、芸人や音楽活動だけにとどまりません。
プライベートや仲間とのエピソードにも、人柄がにじみ出ています。
まず話題になるのが結婚観の変化。
36歳でキングオブコント優勝後、「10年間は遊ぶ」と宣言して独身生活を楽しみました。
with digital : バイきんぐ(小峠・西村)の日常に迫る。小峠「この10年間は絶対に結婚しないと決めていた」
しかし46歳を迎える頃には、「絶対結婚しない」という縛りがなくなり、現在は結婚に抵抗が薄れていたそうです。
がっ!!なんと所属事務所から小峠英二さんが一般女性との結婚を発表!
多くのファンから祝福のコメントが送られています!
ORICON NEWA : 49歳・バイきんぐ小峠英二、結婚を発表 お相手は「一般の方」【発表全文】
また、小峠英二さんのユニークな活動として有名なのが**「歩行祭」**。
恩田陸の小説『夜のピクニック』に影響を受け、芸人仲間と夜通し16時間歩き続けるイベントを実施しました。
tree : 夢を追いつづける芸人たちの「歩行祭」
参加者には錦鯉・長谷川雅紀さんやアルコ&ピース・平子祐希さんなども名を連ね、テーマを変えて何度も開催。
軍服やスーツで歩くという独特のスタイルが、小峠英二さんらしい遊び心を感じさせます。
さらにコロナ禍では自炊デビュー。
8年間家で食事をしていなかった小峠英二さんが、コロッケなど手の込んだ料理を作るようになったというエピソードも、庶民的で親しみやすい一面です。
こうしたエピソードから浮かび上がるのは、仲間を大切にし、ユーモアを忘れず、挑戦を楽しむ人柄。
小峠英二さんが多くの人に愛される理由は、芸の実力だけでなく、この温かい人間性にあるといえるでしょう。
まとめ
「バイきんぐ」の小峠英二さんは、遅咲きながらお笑い界に確固たる地位を築き、「オモウマい店」での進行役としても輝きを放っています。
さらにパンク音楽への情熱や、芸人仲間と挑戦する「歩行祭」、自炊などプライベートな一面にも人間味があふれています。
今後も多方面で活躍し続ける小峠英二さんから、ますます目が離せません。
