若手俳優の中でも圧倒的な存在感を放つ板垣李光人さん(いたがき りひと)。
2024年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、今もっとも注目される俳優のひとりです。
2025年はついにNHK朝ドラ「ばけばけ」への初出演が決定し、ドラマ・映画・アート活動とマルチに活躍中。
さらに雑誌インタビューでは役者としての成長や独自の感性を語り、その魅力がますます際立っています。
本記事では、最新出演作から個展、ユニークな趣味までをわかりやすくまとめました!
板垣李光人、ついに朝ドラ初出演!最新出演作まとめ
2025年の最大のトピックといえば、板垣李光人さんが**NHK連続テレビ小説「ばけばけ」**に出演することです。
放送は9月29日からスタートし、堤真一さん演じる父の息子・雨清水三之丞を演じます。
物語の中心人物・松野トキ一家を支える役どころで、朝ドラ初挑戦にして物語の鍵を握る存在になることは間違いありません。
NHK公式でも「主人公を陰日向から支える重要な役」と発表され、早くも大きな話題になっています。
さらに、7月からはテレビ朝日木曜21時枠のドラマ**「しあわせな結婚」**にも出演。
松たか子さん演じる主人公ネルラの弟・鈴木レオ役を担当します。
彼はアイドルグループの衣装を手がけるデザイナー兼スタイリストという役柄で、大学生でありながら多忙なため休学中という設定。
若い才能が夢と現実の間で揺れる姿をどう表現するのか、ファンの期待も高まっています。
STARDUST : 板垣李光人 テレビ朝日系木曜ドラマ「しあわせな結婚」出演決定!
映画では10月公開予定の**「ミーツ・ザ・ワールド」で初の既婚者役に挑戦。
共演者には杉咲花さん、南琴奈さん、蒼井優さんら実力派が名を連ね、家庭を持つ若者というこれまでにない役どころに挑むことで、役者としての幅が一層広がるでしょう。
さらに、アニメ映画「ペリリュー 楽園のゲルニカ」**では主人公・田丸均の声を担当。
戦争をテーマにした重厚な作品で、声だけで感情を伝える難しさに挑戦しています。
こうして見てみると、2025年はテレビ・映画・アニメと幅広いジャンルにまたがる活躍の年。
**“朝ドラ初出演+初既婚者役+声優挑戦”**という三つの新しい挑戦が同時に重なることで、板垣李光人さんにとってまさに飛躍の一年となりそうです。
アーティストとしての才能!個展と表現の哲学
少し前から板垣李光人くんがぶっ刺さりすぎて困ってる、、、🤦🏻♀️🤍可愛すぎてどうしよう pic.twitter.com/sqmcT3PMLR
— miyuu (@m_world0830) September 4, 2025
板垣李光人さんの魅力は、俳優業にとどまりません。
実はデジタルアーティストとしての顔も持ち、俳優と並行して創作活動を続けています。
2024年には個展「愛と渇きと。」を渋谷・名古屋・心斎橋PARCOで開催し、11点の新作を披露。
デジタルイラストと油絵を組み合わせた独創的なキャンバス作品は、多くのファンだけでなくアート関係者からも高い評価を得ました。
テーマは「渇愛」。
人間が持つ“満たされたい欲望と乾き”を可視化する表現が印象的で、訪れた観客の心を大きく揺さぶりました。
板垣李光人さんはインタビューで「アートや表現には正解があるわけではない。提示した作品に対して観客がどう感じるか、その対話こそが表現の完成」と語っており、観る人に解釈の余地を残すスタイルが特徴です。
これは俳優業にも通じる考え方で、「演じることも描くことも“人の心をどう表すか”という根っこは同じ」とも明かしています。
実際、役作りにおいてもアーティスト的な視点を持ち込み、キャラクターの背景や感情を繊細に組み立てるのが板垣李光人流。
彼の演技が「リアルで深い」と評される理由のひとつは、この芸術的な感性にあるのかもしれません。
また、個展の開催地を全国に広げたことで、地方ファンとの交流も深まりました。
会場では板板垣李光人さん本人がアートへの思いを語る姿もあり、俳優ファンからアートファンまで新しい層を開拓する結果につながったのです。
今後も俳優とアーティストを両立させながら、互いの活動を刺激し合う独自のキャリアを築いていくことでしょう。
ユニークすぎる趣味と役者としての成長
板垣李光人さんといえば、インタビューでよく語られるのが**「趣味は妄想」**というユニークな一面です。
講談社withの取材では、「宇宙の外側のことを考えたり、この世界そのものが大きな誰かの人生ゲームかもしれないと想像する」と語り、常に自由な発想で世界をとらえる夢想家であることがわかります。
with digital : 俳優・板垣李光人「趣味は妄想」正解なき世界で浮遊する大切な「余白」【vol.1】
こうした独特の感性は、役作りや作品選びにおいてもプラスに働いていると言えるでしょう。
俳優としての成長もめざましく、2024年に主演した『秘密〜THE TOP SECRET〜』を経て、「役者としての度胸がついた」と自己分析。
銃の扱いを訓練したり、役に近づけるため体重を4〜5kg増やすなど、徹底した役作りで知られています。
ストイックな姿勢は共演者やスタッフからも評価され、「若手ながらプロ意識が高い」との声も多数。
また、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したことで、若手から実力派への階段を一歩登った印象です。
本人も雑誌CUTやOggiのインタビューで「秘密以前と以後で現場での立ち振る舞いが変わった」と語っており、責任感と自覚が増したことを実感しているようです。
一方で、自由奔放な趣味や夢想癖を隠さず語る姿勢も魅力的。
**「遊び心のあるクリエイター」と「ストイックな役者」**という二つの顔を併せ持つことで、彼の表現は唯一無二のものになっています。
2025年以降も、この二面性がさらなる飛躍を生み出していくことでしょう。
まとめ
2025年は板垣李光人さんにとって飛躍の年。
朝ドラ「ばけばけ」での初挑戦、ドラマ「しあわせな結婚」、映画「ミーツ・ザ・ワールド」、そして声優やアート活動まで、幅広い表現に挑んでいます。
ユニークな趣味や独自のアート哲学も魅力を深める要素で、今後ますます目が離せません。
俳優としてもアーティストとしても、板垣李光人さんは次世代をリードする存在となるでしょう。
朝の連続テレビ小説 【 ばけばけ 】 共演者



