2025年9月12日からフィリピンで開幕した世界バレー2025。
日本代表のキャプテンを務めるのは、今や男子バレーボールの顔ともいえる石川祐希選手です。
10年にわたってイタリア・セリエAで戦い続け、今季は名門ペルージャでプレーする石川祐希選手。
彼が掲げるチームの合言葉は「スマート」。
頭脳的な戦略と強靭なメンタルで挑む世界選手権、日本代表がどんな戦いを見せてくれるのか注目が集まります。
石川祐希のプロフィールと経歴:日本バレー界の象徴へ
石川祐希選手は1995年12月11日生まれ、愛知県岡崎市出身。
身長192cm、アウトサイドヒッターとして世界で戦う日本代表のエースです。
バレーボールを始めたのは姉の影響で、中学時代から才能を開花。
高校は名門・星城高校に進学し、公式戦99連勝・史上初の2年連続高校3冠という伝説的な記録を残しました。
NHK : 石川祐希Profile
当時から圧倒的なスパイク力と勝負強さで注目され、全国のバレーファンの心を掴んでいました。
中央大学進学後もその勢いは止まらず、大学1年生で日本代表に初選出。
2014年仁川アジア大会では銀メダルを獲得し、国際舞台でも早くから存在感を放ちました。
その後はイタリア・セリエAに挑戦し、モデナ、ラティーナ、シエナ、パドバ、ミラノと名門クラブを渡り歩き、2020年代の日本バレーを象徴する存在に成長。
ミラノ時代にはカップ戦優勝も経験しました。
そして2024年には世界最強クラブの一つ・ペルージャに移籍。
移籍初年度でスーパー杯を制し、自らMVPも受賞。
技術だけでなく、リーダーシップや精神面での成長も見逃せません。
2021年からは日本代表キャプテンを務め、東京五輪・パリ五輪で7位という結果に悔しさをにじませながらも、さらに高みを目指しています。
石川祐希選手は、今や単なるエースを超え、日本バレー界を牽引する“象徴”として存在しているのです。
世界バレー2025フィリピン:キャプテン石川が掲げる“スマート”戦略
📺TVCM放送開始📺
— コラントッテ【公式】 (@Colan_Totte) September 12, 2025
明日9月13日(土)より #TBS 系列にて #コラントッテ×#石川祐希 選手のTVCMが放送されます。
詳細は👉https://t.co/SPSweUcqcU
🎦特別編集ムービー
コラントッテCM 石川祐希『ラインナップ篇』15秒 https://t.co/am5eWBcxw5#世界バレー2025 #世界バレー2025男子 #colantotte pic.twitter.com/rVuRxEfrl8
2025年9月12日からフィリピンで開催される世界選手権2025。
男子バレー日本代表のキャプテンを務める石川祐希選手は、チームに掲げるキーワードとして**「スマート」**を強調しました。
これは、単に力強くプレーするだけでなく、試合展開を読みながら冷静に、そして効率よく戦うことを意味します。
世界の強豪と戦うためには、感情に左右されず、戦術を徹底して遂行する姿勢が不可欠という石川祐希選手の考えが込められています。
石川祐希選手自身も「もちろん目標は表彰台」と明言。
挑戦者ではなく勝ちにいく立場であることを強調しています。
元日本代表エースの福澤達哉氏「ステージが上がれば上がるほど“1点の怖さ”を知る石川祐希選手のマインドが必要」とコメント。
Sportiva.web : 福澤達哉が語る世界バレー展望 注目は石川祐希「ステージが上がれば上がるほど、彼が知る『1点の怖さ』のマインドが必要」
大舞台で求められるのは派手なプレーよりも、要所を締める冷静さなのです。
ペルージャでの経験も大きな武器です。
世界屈指の選手たちと日々しのぎを削る環境で培った勝負勘や集中力は、日本代表全体に好影響を与えています。
特に若手選手との融合が進む今大会、日本代表はかつてないほどのポテンシャルを秘めており、石川祐希選手が掲げる「スマート」な戦い方が勝敗を分けるカギになるでしょう。
日本の悲願である世界大会の表彰台が、ついに現実味を帯びてきています。
石川祐希のエピソード:パリ五輪の悔しさから家族の絆まで
石川祐希選手を語る上で欠かせないのが、パリ五輪での悔しい経験です。
準々決勝のイタリア戦、24-21とマッチポイントを握りながら逆転負けを喫したあの試合で、石川祐希選手は「好機を逃したのは非常に痛かった」と語り、大舞台の厳しさを痛感しました。
スポーツ報知 : 石川祐希単独インタビュー!セリエA「世界一」経由28年「ロスこそメダル」目指す イタリア10季目30日未明開
この経験は彼にとって大きな糧となり、2025年世界選手権での雪辱にかける強い覚悟へとつながっています。
また2024年にイタリア最強クラブ・ペルージャへ移籍した理由についても注目されました。
「まだイタリアでタイトルを取れていない」という強い思いから、日本復帰のオファーを断って挑戦を選択。
その結果、スーパー杯優勝とMVP獲得という最高の形で答えを出しました。
勝利に対する貪欲さと挑戦心は、彼のキャリアを象徴する姿勢そのものです。
さらに、石川祐希選手の原点には家族の存在があります。
姉・尚美さんがきっかけでバレーを始め、妹の石川真佑選手も日本女子代表で世界を舞台に活躍中。
兄妹そろって代表のユニフォームを着る姿は、多くのファンの憧れです。
インタビューでも「家族が常に支えてくれている」と語り、競技だけでなく人間性の魅力も際立ちます。
美的.com : 【未公開画像あり】バレーボール・石川祐希選手|美容ウラ話をもっと深掘り!
世界トップで戦い続ける強さの裏には、敗北を力に変える精神力と、家族との強い絆がありました。
石川祐希選手は、ただのスター選手ではなく、多くの人に勇気を与える存在なのです。
まとめ
世界バレー2025フィリピンは、石川祐希選手にとって集大成の大会となるかもしれません。
高校時代から積み重ねてきた輝かしい経歴、イタリアでの挑戦、そしてパリ五輪の悔しさを胸に、「スマート」な戦い方で日本代表を導きます。
妹・真佑さんとの兄妹アスリートとしての絆も、多くのファンの心を惹きつけています。
2028年ロサンゼルス五輪を見据える中でも、今大会は石川祐希選手と日本代表の未来を占う大きな一歩になるでしょう。





