北海道テレビ(HTB)の人気アナウンサー・福永裕梨(ふくながゆり)アナ。
爽やかな笑顔と明るいトークで「イチモニ!」を盛り上げる一方、女性アナとして初のプロ野球実況という快挙を成し遂げた注目の存在です。
高校時代のチア、大学時代のビール売り子、そしてアナウンサーへ――そのすべての原点にあるのは「甲子園」でした。
この記事では、福永裕梨アナの野球とともに歩んだ人生を、学歴・経歴・人柄までたっぷりご紹介します!
⚾甲子園で芽生えた“野球愛”──高校時代のチアと球場アナウンス経験
徳島県徳島市出身の福永裕梨アナは、地元の徳島県立城南高校に通っていた高校時代から、すでに野球に深く関わっていました。
1年生の頃から県内の球場で球場アナウンスの手伝いをしており、この経験が後にアナウンサーを志すきっかけとなります。
特に印象的なのは、2011年春の第83回選抜高等学校野球大会。
城南高校が21世紀枠で甲子園に初出場し、福永裕梨さんはチアリーディング経験がない中、即席チームを結成して応援団として参加。
初戦の報徳学園戦では、エースの先輩が9回に劇的な3点本塁打を放ち、見事勝利を収めました。
むーたん甲子園のアルプススタンドで校歌を歌ったとき、福永裕梨さんは**「感動で涙が止まらなかった」**と語っています。



このときの経験が、彼女の中で「野球を支える立場になりたい」という情熱に変わったのです。
その後も球場アナウンスを続け、試合の進行を支えるやりがいを実感。
高校野球が、彼女の将来を大きく導く原点となりました。
「甲子園が私の人生を変えた」――その言葉どおり、ここから彼女の“野球人生”が始まったのです。
🍺神戸大学時代は“ビール売り子”として甲子園に立つ──ミスキャンパスも経験
アナウンサーのランウェイ見てきた‼️⑤
— HB鉛筆〈ひびき〉 (@hb_enpitu18910) April 27, 2025
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高校卒業後、神戸大学経済学部へ進学した福永裕梨アナ。
大学生活でも、彼女の根底にある“野球愛”は消えることがありませんでした。
なんと大学4年間、阪神甲子園球場でビールの売り子として働き続けたのです。



重さ15キロのビアだるを担ぎ、真夏のナイターで声を張り上げる日々。



最高270杯を販売した日もあり、**「月間売上6位」**という実績も残しました。
売り子時代に学んだのは、単なる販売スキルではなく、「お客さんの感情を読み取る力」や「人とのコミュニケーションの大切さ」。
この経験は、後のアナウンサーとしての対応力やトーク力にもつながっています。
さらに大学では、ミスキャンパス神戸2015に選出され、「Miss of Miss Campus Queen Contest 2016」にも出場。
知性と明るさを兼ね備えた存在として注目を集めました。
サークル活動ではバドミントンや軟式野球同好会のマネージャーとしても活躍し、まさに**「野球と青春が詰まった大学生活」**を送っていたのです。
「チアから売り子になり、そしてアナウンサーになっても、甲子園はいつもそばにあった」――彼女の言葉には、どんな立場でも“野球を支える人”でありたいという一貫した思いが感じられます。
🎙北海道テレビで輝く“女性初のプロ野球実況”──夢がつないだ未来
大学卒業後の2017年、**北海道テレビ放送(HTB)**に入社した福永裕梨アナ。
同期は土屋まりアナで、現在も人気コンビとして知られています。
入社当初から野球関連の取材・中継を担当し、徐々にスポーツ実況の実力を磨いていきました。
転機となったのは2025年8月20日。
HTB史上初、そして女性アナウンサーとして初めてプロ野球の実況を担当したのです。



舞台はエスコンフィールド北海道で行われた日本ハムファイターズ対オリックス戦。
解説は元選手の稲田直人さん。



高校時代にチアで立った甲子園、大学時代に売り子として駆け抜けた甲子園、そしてアナウンサーとして迎えた“実況席”――福永裕梨さんにとって、まさに夢が円環のようにつながった瞬間でした。
北海道テレビ放送 : 福永裕梨アナウンサーProfile
HTB公式サイトでも「アナウンサーになって、より野球が好きになった」と語る彼女。
2022年には札幌ドームで売り子を再体験する企画にも参加し、初心を忘れない姿勢がファンの共感を呼びました。
現在は「イチモニ!」木曜〜土曜のMCとしても活躍中。
スノーボードやキャッチボールを楽しみつつ、12球団の本拠地巡りを目標に掲げるなど、**オンもオフも“野球と共にある人生”**を貫いています。
🌟まとめ
福永裕梨アナの人生は、まさに“野球と共にある物語”。
チアとして声援を送り、売り子として球場を駆け回り、そして今はマイクを通してプレーを伝える側へ。
その一つひとつの経験が、彼女の明るく熱い実況を支えています。
「頑張るときはいつも今」というモットーの通り、常に全力で挑戦を続ける姿は、多くの人に勇気を与える存在。
甲子園が導いた奇跡のキャリア――これからも、福永裕梨アナの声が球場に響く瞬間が楽しみです!
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