お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴さん。
ツッコミ担当でネタ作りもこなし、エッセイやドラマ出演、アイドルプロデュースまで幅広く活躍する“マルチ芸人”として人気を集めています。
そんな彼女の原点ともいえるのが、関西大学で過ごした学生時代。
商学部でマーケティングを学びながら、ダンスやお笑い養成所での活動を並行して行うという超ハードな毎日を送っていました。
その大学時代こそ、福田麻貴さんの“今”を作った土台。
今回は、彼女の知られざるキャンパスライフに迫ります!
関西大学で学んだ“マーケティング脳”が笑いの武器に?
福田麻貴さんが在籍していたのは、関西大学商学部。
偏差値も高く、多くのビジネスパーソンを輩出している名門学部です。
彼女はこの中で、マーケティングに特化したゼミに所属し、「どうすれば人の心を動かせるか」「モノやサービスを魅力的に見せるには何が必要か」といった視点を徹底的に学んでいました。
その経験は、後のネタ作りに大きな影響を与えたといいます。
たとえば、大学時代にゼミの選考で提出したのは、なんと自作のPR用DVD。
「誰よりも目立ちたい、印象に残したい」という思いで工夫を凝らした映像を作り、それが評価されて見事合格を勝ち取ったそうです。
この行動力と“伝える力”は、お笑いの世界でも武器となりました。
Kandai HEADLINES : 大好きな「芸」に挑戦しつづける~お笑い芸人 福田麻貴さん~
ネタやキャラクターが「刺さる」理由の一つには、福田麻貴さんならではの“マーケ脳”が活かされているのです。
さらにマーケティングには「相手を観察する力」が必要不可欠。
観客の反応を瞬時に読み取る能力や、トレンドの空気感を捉える感性は、大学時代に育まれていたのかもしれません。
知的好奇心と表現力が同時に磨かれた福田麻貴さんの学生生活は、まさに“笑いの仕込み期間”だったと言えるでしょう。
学業と並行してNSCにも通う“二刀流”の日々
蔦重Groovyことマツ、タケ、ウメ。
— “fumi_fumi” (@3710fumio) July 3, 2025
灰捨て競争でも蔦重を応援した。
福田麻貴、伊藤かずえ、ベッキー、
※写真はNHK公式より#大河べらぼう #大河ドラマ pic.twitter.com/d9qOz0IHTW
福田麻貴さんの大学生活を語るうえで欠かせないのが、吉本総合芸能学院(NSC)大阪校への通学です。
大学3年生のとき、女性タレントコース5期生としてNSCに入学。
昼間は関大で学び、夕方からはNSCでネタ合わせや実技の授業、さらにはライブ出演などにも励むという、まさに“二刀流”の生活をスタートさせました。
普通の大学生とは一線を画す、濃密でエネルギッシュな日々だったことは間違いありません。
NSCに入った当初は、「来年には売れるはずや!」という強い思いを抱いていた福田麻貴さん。
しかし、実際にブレイクするまでは約10年の時間を要しました。
にもかかわらず、途中で辞めることなく、お笑いに対する探究心を持ち続けたのは、関大での「学ぶ姿勢」や「計画性」が根底にあったからこそ。
また、NSCでは演技力や表情、立ち居振る舞いなど、テレビタレントとしての基礎も身につけました。
特に「人前でどう見られるか」「印象をどう残すか」といった部分に関しては、マーケティングでの学びとリンクする部分も多かったそうです。
芸人としての「面白さ」だけでなく、「見せ方」にも自覚的だった彼女だからこそ、どんどん存在感を高めていけたのです。
ダンスと企画力で“ただの学生じゃない感”が全開!
福田麻貴さんの大学生活は、勉強とお笑いだけではありません。
実は彼女、高校時代から続けていたダンスにも全力で取り組んでいました。
大学ではダンスサークル「Soul Beat Crew」に所属し、仲間と共にイベントを企画したり、舞台に立ってパフォーマンスを披露したりと、かなり本格的な活動を行っていたようです。
そこで培われたリズム感や“魅せる力”は、今の芸風にも色濃く反映されています。
東洋経済ONLINE : 第7世代「3時のヒロイン」がここまで売れた必然
さらに注目すべきは、彼女がイベントの運営や企画にも積極的に関わっていたという点。
観客がどこで盛り上がるか、どうすれば印象に残るか、といった細かい設計をする中で、「人を楽しませるにはどうすればいいか?」という“エンタメ目線”が磨かれていきました。
これは後に彼女が「3時のヒロイン」のネタを考える際にも、しっかりと活かされています。
つまり福田麻貴さんは、表舞台に立ちながら裏方的な発想力も同時に持ち合わせていたということ。
単なる「目立ちたがり屋」ではなく、企画・演出・表現のすべてに通じるマルチプレイヤーだったのです。
こうしたスキルの蓄積が、芸人としてだけでなく、作家やプロデューサー、女優といった多方面への挑戦にも繋がっていったのでしょう。
まとめ:関大ガール時代が“3時のヒロイン・福田麻貴”を作った!
福田麻貴さんの大学時代は、まさに「学び」と「表現」を両立させた濃密な時間でした。
関西大学でマーケティングを学びながら、NSCで芸人としての基礎を築き、さらにダンスやイベント運営にも積極的に取り組むという、圧倒的な行動量と多才ぶり。
それはまさに、今の彼女の“器用でクリエイティブな芸風”に直結しているのです。
「自分はまだ完成していない」と語る福田麻貴さんですが、彼女の学生時代からの積み重ねこそが、芸人としてだけでなく、一人の表現者としての深みを与えています。
飾らず努力を続ける“関大ガール”の姿に、今後ますます注目が集まりそうです!