「えっ、これ誰!?」と思わず二度見してしまうクセのある歌唱で、今やキッズから大人まで大人気のほいけんたさん。
実は長い芸歴を持つベテラン芸人ですが、2022年に出演した『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)で再ブレイク!
独特な「カラダぐぅ」などのフレーズを使った歌い方がSNSでバズり、幅広い世代に知られる存在に。
今回は、そんな“アラ還の星”ほいけんたさんの魅力と、鬼レンチャンでの活躍ぶりに迫ります!
■鬼レンチャンでの大記録!「10曲成功」で一気に時の人に
『千鳥の鬼レンチャン』の人気企画「サビだけカラオケ」で、2022年9月に男性初の“鬼レンチャン”10曲成功を果たしたほいけんたさん。
難易度が高く、プロでも音程を外すことで失敗してしまうこの企画での快挙は、まさに圧巻。
スタジオにいた千鳥やかまいたちも驚きと称賛を隠せず、放送後はSNSでも「誰この人!?」「歌、うますぎ」と大反響が巻き起こりました。
特筆すべきは、ただ音程が合っているだけでなく、見た目やパフォーマンスのクセ強さも際立っていたこと。
長い手足を活かした大げさな振りや、表情豊かな顔芸も相まって、ただのカラオケではない“魅せる芸”としての完成度が光ります。
THE CHANGE : 『千鳥の鬼レンチャン』で大ブレイク!芸人・ほいけんたが人生を振り返る
もともと俳優出身で、芸人・マジシャン・大道芸人としても活躍してきた経歴があるからこその表現力。
そして注目を集めたもうひとつの理由が、58歳という年齢。若手の多いバラエティ界でベテランがトップを獲る姿は、「年齢関係なく輝ける」と多くの人に勇気を与えました。
地道に芸を磨いてきた彼の姿勢が、再ブレイクにつながったとも言えるでしょう。
■「カラダぐぅ」でSNSバズ!クセ強フレーズの秘密とは?
ほいけんたさん 誕生日おめでとうございます pic.twitter.com/tJrm2i7fpR
— パンダ (@TV03177379) July 6, 2025
ほいけんたといえば、忘れられないのが「カラダぐぅ」「くるっくぅ」「本気うぅ」などのクセ強フレーズ。
これらは本人が鬼レンチャンのカラオケ企画で使ったもので、独特の言い回しとリズムが視聴者に強烈なインパクトを残しました。
実はこのフレーズたち、ただのネタではなく、**音程を外さないための“実用的な工夫”**から生まれたものだそうです。
もともと絶対音感を持ち、細かな音のズレにも敏感なほいけんたさんは、少しでも音程を保ちやすくするために、自分なりに声の出し方や語尾を工夫していたとのこと。
その結果、たどり着いたのがこの“クセフレーズ”。
実際、見た目以上にロジカルなテクニックで、彼のプロ意識の高さがうかがえます。
このユニークなスタイルは放送後にSNSで爆発的に拡散。
「あの人だれ?」「クセがすごいけど歌うま!」と、TikTokやYouTubeでの切り抜き動画が話題になり、キッズ層を中心に人気が加速しました。
2024年には『カラオケで100点を出す方法』(双葉社)も出版予定で、フレーズの秘密を自ら解説するそう。
まさに、クセを極めて武器に変えた成功例といえるでしょう。
■芸歴40年の苦労人、再ブレイクの裏にあった実力と努力
ほいけんたさんは、実は1983年に俳優として芸能界入りした大ベテラン。
その後はお笑い芸人やマジシャン、大道芸人として多様な活動を続けてきましたが、長い間ブレイクのチャンスに恵まれず、“知る人ぞ知る存在”として地道な努力を重ねてきました。
2009年頃には明石家さんまのモノマネで注目され、一時はテレビ出演も増えましたが、その後は再び表舞台から距離を置いていた時期もありました。
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そんな彼が再び脚光を浴びることになったのが、鬼レンチャンでのパフォーマンス。
ブレイクの裏には、年齢に関係なく努力を続けた結果があります。
目立たない時期も歌唱力や表現力を磨き続け、芸人としての“引き出し”を増やしてきたからこそ、番組での一発が“ただの一発”で終わらず、しっかりとした再ブレイクにつながったのです。
2023年には『FNS27時間テレビ』でも引っ張りだこで出演し、「裏MVP」とまで称されました。
バラエティでも愛され、音楽企画でもガチで活躍できる唯一無二のポジションを確立。
人生の後半戦で再び輝きを放つその姿は、多くの人に希望と笑いを届けています。
■まとめ
鬼レンチャンで一気に再ブレイクしたほいけんたさん。
その裏には、長年の芸歴と、ぶれない信念、そして抜群の音感がありました。
「笑い」と「本気の歌唱力」を兼ね備えたそのスタイルは、まさに唯一無二。
SNSでのバズりだけで終わらず、今や子どもたちにも絶大な人気を誇る存在へと成長しています。
今後はどんな舞台で魅せてくれるのか、58歳の進化はまだまだ止まりません!