ハーフの美貌と抜群の取材力で、スポーツファンから熱い支持を集めるヒロド歩美さん。
朝日放送テレビのアナウンサーとしてキャリアを積み、現在はフリーアナウンサーとして「報道ステーション」と「熱闘甲子園」の二刀流キャスターを務めています。
小学生時代のヨット競技から、高校野球取材で見せる情熱まで、その歩みはまさに全力疾走!
今回は、彼女の魅力やこれまでの道のり、そして今なお輝き続ける理由に迫ります。
ヨット少女からスポーツキャスターへ!驚きの経歴と努力の足跡
ヒロド歩美さんは1991年10月25日、兵庫県宝塚市生まれ。
父は日系オーストラリア人3世、母は日本人で、兄が1人いる4人家族の中で育ちました。
幼少期にはオーストラリアで9か月生活し、国際的な感覚を身につけます。
スポーツとの出会いは小学2年生。
家族に連れられて訪れた場所が新西宮ヨットハーバーのジュニアヨットクラブで、ここから競技生活がスタートしました。
当時は体も小さく食も細かったものの、練習を重ねるうちにメキメキ上達し、小学6年でジュニアチャンピオンに輝きます。
長時間の練習や厳しい環境の中で泣きながらおにぎりを食べたエピソードは、努力家としての原点。
Sportiva : ヒロド歩美の原点はヨット部時代にあり? 「泣きながらおにぎりを食べた」過酷な日々が「今の私をつくってくれた」
中学・高校ではバレーボール部に所属し、個人競技と団体競技の両方を経験しました。
早稲田大学国際教養学部では英語力や幅広い知識を磨き、2014年にABCテレビへ入社。
こうして培った体力・精神力・語学力は、今の取材スタイルの土台となっています。
“高校球児のお姉さん”として愛される「熱闘甲子園」キャスター
ヒロド歩美さん🥰 pic.twitter.com/5tt7m270Vk
— @コウイヂ (@ktrialkoiji) August 3, 2025
2016年、ヒロド歩美さんはABCテレビ女性アナとして初めて「熱闘甲子園」のキャスターに抜擢されます。
夏の高校野球期間中、深夜の全国放送で球児たちの汗と涙の物語を届けるこの番組は、高校野球ファンにとって特別な存在。
彼女は結果だけを伝えるのではなく、選手や監督、家族との人間味あふれるやり取りを大切にしています。
ときには緊張で言葉が詰まる球児を優しく見守り、時には勝利や敗北の瞬間に寄り添う姿は、多くの視聴者の胸を打ちます。
全国各地へ足を運び、練習風景や日常生活まで取材する徹底ぶりは、まさに“高校球児のお姉さん”そのもの。
フリー転身後もこの役割を継続し、2025年には9年目に突入。
彼女の取材は、試合の裏にある努力や友情、家族の支えなどを丁寧にすくい上げ、視聴者に感動を届けます。
熱い情熱と深い愛情があるからこそ、この肩書きは自然と定着したのでしょう。
報道ステーションで見せる“二刀流”の顔とこれからの挑戦
2023年4月、アナウンサー生活10年の節目にフリーへ転身したヒロド歩美さんは、テレビ朝日系「報道ステーション」のスポーツキャスターに就任します。
ここでは高校野球だけでなく、プロ野球、サッカー、国際大会など多彩な競技を担当。
試合の臨場感をそのまま伝えるライブ感と、冷静かつ的確な情報整理力を兼ね備え、視聴者を一瞬で試合会場に引き込みます。
生放送ならではの緊張感の中でも笑顔と落ち着きを崩さず、現場リポートでも選手の信頼を得る柔らかな対応が光ります。
本人は「歩みを止めず、胸躍る瞬間に立ち会い続けたい」と語り、これまでの経験を生かしつつ、新たなフィールドへの挑戦も視野に入れています。
ヨットで培った忍耐力、バレーボールで学んだチームワーク、国際教養学部で得た語学力――
その全てが“二刀流”キャスターとしての魅力を底上げしています。
これからも、スポーツの枠を超えた活躍が期待される存在です。
まとめ
ヒロド歩美さんは、ヨット少女としての挑戦の日々から始まり、高校野球の現場で磨いた情熱と人間力を武器に、「報道ステーション」と「熱闘甲子園」の二刀流キャスターとして活躍中です。
どんな競技でも選手に寄り添い、その物語を丁寧に伝える姿勢は、多くのファンの心を掴んで離しません。
これからも新たな挑戦を続けるヒロド歩美さんから、目が離せません。