2025年、M-1グランプリに新たな“ドラマ枠”が誕生しました。
決勝へ駒を進めたのは、結成7年目の漫才コンビ「ドンデコルテ」。
ツッコミの小橋共作さん(35)とボケの渡辺銀次さん(40)が織りなす正統派漫才は、王道なのにクセになる──そんな中毒性を秘めています。
しかも渡辺銀次さんは同期芸人の実家に9年間居候中という異色の背景つき。
努力と執念で掴んだ初の決勝の舞台、彼らはなぜ今ブレイクの波を掴んだのか?
プロフィールから芸風、注目ポイントまで、初心者でもわかるように徹底解説します。
ドンデコルテってどんなコンビ?プロフィールと結成までのストーリー
ドンデコルテは、ツッコミ担当の 小橋共作さん(こばし・きょうさく) とボケ担当の 渡辺銀次さん(わたなべ・ぎんじ) による漫才コンビ。
2人はそれぞれ別のコンビで活動していましたが、2018年にお試しコンビ「news38」を結成。
その後2019年11月に現在の「ドンデコルテ」として本格始動しました。
小橋共作さんは沖縄県宜野湾市出身で、明るく爽やかなキャラが魅力。
むーたん兄も芸人で、家族全員の会話が自然とネタのようになっていたというエピソードも。
対して渡辺銀次さんは山口県周南市出身、東京都立大学卒のインテリ派。
趣味はけん玉や読書、日本文学と、見た目とはギャップのある文化系芸人です。



デビュー以降は神保町よしもと漫才劇場を拠点に活動。
結成1年目でM-1準々決勝に進み、2024年には準決勝へ初進出。
そして2025年、史上最多1万1521組から決勝の9組に選ばれるという快挙を達成しました。
30代半ばと40代という年齢での決勝は異例。
とはいえ、積み重ねた経験と落ち着きが漫才に深みを与えているのも事実です。
結成当初から「正統派漫才で勝負する」という姿勢を貫き、派手さではなく構成力と会話の妙で笑わせるのがドンデコルテの魅力。



安定感とテンポの良い掛け合いが、ベテランの趣きと新鮮さを両立させています。
まさに“遅咲きだからこその強み”を感じるコンビです。
2人を語るなら外せない!居候生活9年・家族・劇場最年長などのドラマ
🔥M-1グランプリ2025 決勝進出決定🔥
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 4, 2025
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エントリーNo.2050#ドンデコルテhttps://t.co/IkxX3FLa7k
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👑決勝は12月21日(日)
📺よる6時30分から生放送!#M1 #M1グランプリ pic.twitter.com/s5VMLR8Vme
M-1決勝進出と合わせて話題になったのが、渡辺銀次さんの 「人の実家に9年間居候している芸人」 という衝撃の事実。
住まわせてもらっているのは同期・カゲヤマ益田康平さんの実家で、芸人たちからは通称「益々荘」と呼ばれる伝説の場所。



「これでやっと実家を出られるかもしれない」と語った渡辺銀次さんのコメントは、ネットでも大きな反響を呼びました。



賞金1000万の使い道が“自立”という切実さも、応援したくなる理由の一つです。
一方、小橋共作さんにはもう一つの注目ポイントがあります。
それは 「兄も芸人」という家族構成。
兄のコバシはプロダクション人力舎所属「魂ず」のメンバーで、兄弟揃って同じ舞台に立つ可能性も。
さらに「優勝したら故郷・宜野湾に東京の土を持って帰る」というコメントも話題に。
素朴で熱い思いがファンの心を掴んで離しません。



劇場では最年長の渡辺銀次さんが年下芸人に混ざって奮闘しているという環境も、胸を熱くさせるポイント。



若手が中心の神保町よしもと漫才劇場で、40歳のボケとして舞台に立ち続ける姿──それだけで物語があります。
勢いある20代に囲まれながらも、経験と発想を武器に挑戦し続ける。遅咲きだからこそ、今伸びているコンビとしての存在感が際立っているのです。
正統派漫才で挑むM-1決勝!芸風・ネタの魅力と優勝への期待ポイント
ドンデコルテの漫才は、いわゆる「ど真ん中の正統派」。
渡辺銀次さんのちょっと面倒くさい持論や大人げないボケが展開され、小橋共作さんがテンポ良くツッコむ流れが心地よく、誰でも入りやすいスタイルです。



ネタ作りは渡辺銀次さんが担当しており、緻密な構成の中に突如飛び出す違和感のある発想がクセになるタイプ。
「派手に尖る」より「会話で笑わせる」漫才で勝負しているのが強みです。
過去のM-1戦績を見ると、2019年から6年連続で準々決勝以上に進出。
毎年少しずつ階段を登り、2024年に準決勝進出。
そこからの2025年決勝というストーリーが熱い。



ファンの間では「ついに来た」「ドラマ枠だけで終わらない実力派」と期待の声も増えています。
優勝候補が並ぶ決勝の中でも、ドンデコルテは“安定感と経験”が武器。



40歳と35歳の落ち着いた掛け合いは、若い勢いとは違う魅力を放ちます。



決勝では、彼ららしい会話漫才がどこまで刺さるかが焦点。



スロースタートで徐々に盛り上げていく構成がハマれば、一気に会場を味方につける可能性も。
YouTubeや単独ライブでもネタが高評価されていることから、テレビをきっかけに一気にブレイクする未来にも期待が高まっています。
◆まとめ
ドンデコルテは、努力の積み重ねと遅咲きならではの深みを武器に、M-1グランプリ2025決勝へ進出した実力派コンビです。
居候生活9年のドラマや兄弟芸人など、話題性も十分。
正統派の漫才で勝負するスタイルは、今の決勝メンツの中でも異彩を放っています。
12月21日の決勝本番、「人の実家から卒業できるのか?」 「宜野湾へ東京の土を持ち帰れるのか?」 そんな物語も含めて、今年もっとも注目すべき存在と言っていいでしょう。
今後の活躍から目が離せません!
M-1グランプリ2025 決勝進出コンビ!

























