国民的アイドルグループ「嵐」のメンバーとして長年愛されてきた相葉雅紀さん。
音楽やドラマでの活躍に加え、ここ数年で注目を集めているのが**「保護犬トリミング活動」です。
2018年からスタートしたこの活動は、志村けんさんの動物愛護精神を受け継いだライフワーク。
2025年にはついに通算100匹目の保護犬をトリミング**し、大きな話題になりました。
この記事では、相葉雅紀さんの保護犬活動の歩み、感動的なエピソード、そして最新の活動状況を分かりやすくまとめて紹介します!
相葉雅紀の保護犬トリミング活動|始まりと成長の8年間
相葉雅紀さんが保護犬のトリミングを始めたのは2018年のこと。
きっかけは日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」の人気企画でした。
当初はハサミの扱いもぎこちなく、犬が怖がらないように声をかけながら慎重に進める姿が印象的でした。
しかし、相葉雅紀さんの持ち前の優しさと粘り強さで、回を重ねるごとにトリマーとしての技術を着実に身につけていったのです。
この活動の背景には、志村けんさんとの深い絆があります。
志村さんは生前から動物愛護に熱心で、その精神を間近で学んだ相葉雅紀さんは、志村さんが他界した後も「動物のためにできることを続けたい」という思いで活動を継続しました。
その姿勢は、ファンや視聴者だけでなく、動物愛護団体からも高く評価されています。
今ではプロのトリマーから**「サロン帰りのような仕上がり」**と評価されるほどの腕前に成長。
犬の毛質や健康状態に合わせて無理のない施術を行い、犬にストレスを与えない工夫も徹底しています。
また、ただ毛を整えるだけでなく、汚れていた犬が綺麗になることで譲渡先が見つかりやすくなるという大きな効果も生まれています。
相葉雅紀さんの活動は、犬の未来を切り開くライフワークとして社会に浸透し始めているのです。
感動エピソード|宮古島「サラちゃん」との再会、そして100匹目の記念日
相葉雅紀MCの動物番組🎙️
— 日テレ (@nittele_ntv) August 22, 2025
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今年の『24時間テレビ』で
チャリティーランナーを務める横山裕が登場
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子どもの頃に捨て犬を拾い、
家族の反対を押し切って
育てたことのある横山は
全力で相葉のトリミングをサポート!
📢今夜7時
『#嗚呼みんなの動物園』2時間スペシャルhttps://t.co/CZt16y8MW7 pic.twitter.com/9JFetw5q0B
相葉雅紀さんの活動は、数々の感動の瞬間を生み出してきました。
中でも特に知られているのが2022年「24時間テレビ」で訪れた沖縄・宮古島での出来事です。
そこは約50匹の犬が不衛生な環境で暮らす施設。
中でも「サラちゃん」という犬は、毛玉だらけで体が重く、表情も乏しい状態でした。
相葉雅紀さんは丁寧に時間をかけてトリミングを行い、サラちゃんは見違えるほど明るい姿に変身。
その後、新しい飼い主に引き取られ、3年後に再会を果たした際には尻尾を振って駆け寄る姿が放送され、視聴者の涙を誘いました。
ORICON NEWS : 相葉雅紀『24時間テレビ』で“保護犬トリミング”のその先を取材 新たな飼い主のもとへ
さらに2025年には、ついに通算100匹目の保護犬トリミングを達成。
俳優の竹野内豊さんがゲスト参加し、廃業ブリーダーから保護されたゴールデン・レトリーバーとマルチーズを共にケアしました。
毛玉だらけで人間不信になっていた2匹が、相葉雅紀さんと竹野内豊さんの手で少しずつ安心した表情を取り戻していく過程は圧巻でした。
竹野内豊さんが相葉雅紀さんを**「先生!」**と呼びサポートする姿も大きな話題に。
これらのエピソードは単なる番組企画ではなく、**「人と犬の命をつなぐ物語」**として多くの人に届いています。
相葉雅紀さんは「犬の毛を切るだけではなく、その子が安心して新しい生活に踏み出せるようにしてあげたい」と語り、活動の本質を表現しました。
感動を共有することで、保護犬への理解と関心も全国的に広がっています。
最新活動と社会的影響|24時間テレビ2025・仲間たちとの共演
2025年現在、相葉雅紀さんの保護犬活動はますます大規模になっています。
レギュラー番組「嗚呼!!みんなの動物園」では継続して保護犬企画を放送し、一般視聴者に**「命を大切にする意識」**を発信し続けています。
そして、今年の「24時間テレビ」では「相葉雅紀保護犬トリミング特別編」として、ヒロミさん、椎名桔平さん、サンシャイン池崎さん、さらには横山裕さん(SUPER EIGHT)も加わり、宮崎県の山奥で飼育放棄された14匹の犬を救出するプロジェクトを実施しました。
芸能界の枠を超えたチームワークは大きな注目を集め、SNSでも大きな話題になりました。
ORICON NEWS : 横山裕、相葉雅紀と“保護犬トリミング” 仲の良さが伝わる時間に
また、メディアの評価も高まっています。朝日新聞はNHKと民放が協力した企画を「異例のコラボ」と報じ、オリコンニュースも継続的に活動を紹介。
公式サイトや各種ニュース媒体を通じて、相葉雅紀さんの活動が社会的に意義ある取り組みとして紹介されています。
こうした影響は実際の保護犬譲渡にもつながり、トリミングを受けた犬たちの多くが新しい家族に迎えられるようになりました。
さらに、相葉雅紀さんの活動を見て**「自分も何かできることを」と考える人が増加している点も重要です。
今後は専門資格の取得や、さらに大規模なプロジェクトへの発展も期待されており、相葉雅紀さんは「動物愛護を文化として広める存在」**へと成長し続けています。
まとめ
相葉雅紀さんの保護犬トリミング活動は、8年間で100匹以上の犬を救い、社会全体に大きな影響を与えてきました。
サラちゃんとの再会や100匹目の節目は、「犬の毛を切るだけでなく、心を癒す活動」であることを示しています。
芸能人の枠を超えた取り組みは、多くの人に感動を与え、保護犬問題への意識を高めるきっかけに。
これからも相葉雅紀さんが紡ぐ優しさと希望の物語に注目が集まることでしょう。
