お正月ムードが少し落ち着き、日常へと戻り始める頃の1月11日。
実はこの日、日本の伝統行事から歴史的な大事件、さらには私たちの生活に身近な記念日まで、さまざまな意味を持つ一日として知られています。
鏡開きに代表されるように、新年の区切りとして心と暮らしを整える日でもあり、同時に「敵に塩を送る」という言葉が生まれた歴史的な逸話とも深く関わっています。
また、医学や経済、スポーツの世界でも重要な出来事が起こった日でもあります。
今日はそんな1月11日が持つ多彩な顔を、少し肩の力を抜いて、やさしく振り返ってみたいと思います。
📅日本の心を感じる1月11日の記念日たち
1月11日と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが**「鏡開き」ではないでしょうか。
お正月に神様へ供えた鏡餅を下ろし、家族で分け合って食べることで、一年の無病息災を願う日本ならではの伝統行事です。
「鏡」は円満を、「開く」は運が開けることを意味し、包丁を使わず割るという作法にも、古くからの思いが込められています。
むーたん商家ではこの日に蔵開き**を行い、商売繁盛を祈る風習もありました。
また、1月11日は**「塩の日」でもあります。
戦国時代、武田信玄が敵対する上杉謙信から塩を送られたという故事に由来し、ここから「敵に塩を送る」**という言葉が生まれました。



相手が敵であっても、人として必要なものは与えるという考え方は、現代にも通じる深い教訓を感じさせます。
さらに近年らしい記念日として、「イラストレーションの日」や「UNOの日」、「シャー芯の日」なども制定されています。
数字の「1」が並ぶ日付にちなんだ遊び心あふれる記念日が多く、1月11日は伝統と現代カルチャーが自然に混ざり合う日とも言えそうです。
📅世界と日本を動かした1月11日の歴史的出来事
1月11日は、歴史を大きく動かした出来事が数多く起こった日でもあります。
飛鳥時代の604年、聖徳太子によって**「冠位十二階」**が制定されました。



これは能力や功績によって位を定める、日本初の本格的な官僚制度で、日本の国家形成における重要な一歩とされています。
世界史に目を向けると、1922年のこの日、糖尿病患者に世界で初めてインスリンが投与されました。



この出来事は医学史における大転換点であり、現在も多くの命を救い続けている医療の原点とも言える出来事です。
日本近代史では、1930年に金解禁が実施され、日本は金本位制へ復帰しました。
経済政策としては賛否両論ありましたが、当時の日本が世界経済とどう向き合おうとしていたのかを知る手がかりになります。
また、1965年には東京都大島町で大島大火が発生し、町の約7割が消失する甚大な被害をもたらしました。
自然災害や火災の恐ろしさ、そして防災の大切さを改めて考えさせられる出来事でもあります。
📅1月11日生まれの有名人と記憶に残る話題
1月11日は、多彩な分野で活躍する著名人が生まれた日でもあります。
女優の深津絵里さんは、その自然体の演技で長く愛され続けてきましたし、松岡昌宏さん(TOKIO)は音楽だけでなく俳優としても強い存在感を放っています。
若手俳優の鈴鹿央士さんも、この日生まれの一人で、今後の活躍がますます期待されています。
文化の世界では、漫画界のレジェンドちばてつや先生がこの日に誕生しています。



『あしたのジョー』に代表される作品は、時代を超えて多くの人の心を揺さぶり続けています。
スポーツ界では、女子レスリングの浜口京子さんが有名です。



オリンピックでの活躍はもちろん、努力を重ねる姿勢は多くの人に勇気を与えてきました。
さらに1995年頃には、野茂英雄投手のメジャーリーグ挑戦表明が話題となり、日本人選手が世界へ挑戦する流れを作るきっかけとなりました。
1月11日は、挑戦と転機を象徴する日とも言えるのかもしれません。
🌈まとめ
1月11日は、鏡開きに象徴される日本の伝統から、医学・経済・スポーツにおける歴史的な転換点まで、実に幅広い意味を持つ一日です。
また、多くの著名人がこの日に生まれ、それぞれの分野で時代を彩ってきました。
新年の慌ただしさが少し落ち着くこの時期だからこそ、一年をどう過ごしたいかを静かに考えるきっかけにもなりそうです。
今日という日が、ほんの少し前向きな気持ちを思い出させてくれる、そんな一日になるといいですね。









