1月10日は、日本と世界の歴史が静かに、しかし確実に大きく動いた一日です。
福澤諭吉の誕生に始まり、徴兵令の施行、桜島大正大噴火の前兆、そして世界に目を向ければ、ローマ内戦の引き金や世界初の地下鉄開業など、時代を変える出来事が重なっています。
さらに現代では、110番の日や明太子の日、西日本を中心に賑わう十日戎など、私たちの生活にぐっと近い記念日も並びます。
過去を知ることは、今を見直すこと。
今日はそんな気づきをそっとくれる日かもしれません。
📅日本の近代化を動かした1月10日という節目
1月10日と聞いて、まず思い浮かぶのが福澤諭吉の誕生日です。
1835年、大阪・中津藩蔵屋敷で生まれた福澤は、「学問のすゝめ」を通じて身分や立場に縛られない学びの大切さを説き、日本の近代化を思想面から支えました。
むーたん「天は人の上に人を造らず」という言葉は、今もなお多くの人の背中を押し続けています。
同じ1月10日、1873年には徴兵令が施行されました。
武士だけが戦う時代は終わり、国民皆兵という考え方が日本社会に根付いていきます。



良し悪しは別として、日本が「近代国家」へ舵を切った象徴的な出来事であることは間違いありません。
さらに1914年、桜島大正大噴火の前兆となる群発地震が始まったのもこの頃です。
自然の力の前で人は無力であること、そして防災の重要性を後世に強く残しました。
思想・制度・自然――1月10日は、日本が大きく揺れ動いた日だったと言えそうです。
📅世界史を動かした決断と技術のはじまり
世界に目を向けると、1月10日はさらにスケールが大きくなります。
紀元前49年、ユリウス・カエサルがルビコン川を渡った日。
この行為は「もう後戻りはできない」という覚悟の象徴であり、ここからローマ内戦が始まりました。



有名な「賽は投げられた」という言葉は、現代でも人生の決断を語る際に使われ続けています。
1863年には、イギリス・ロンドンで世界初の地下鉄が開業しました。
蒸気機関車で走る地下鉄を、約4万人が見守ったといいます。
今や当たり前の交通インフラも、当時は最先端の挑戦でした。



「便利」は、いつの時代も勇気ある一歩から生まれるものなのかもしれません。
そして1920年には国際連盟が発足、1946年には第1回国連総会が開催されました。
完全ではなかったとしても、戦争を繰り返さないために対話を選ぼうとした歴史は、今も重く受け止める価値があります。
1月10日は、世界が「力」だけでなく「話し合い」に希望を託し始めた日でもあります。
📅生活に寄り添う記念日と、人の温度を感じる1日
少し肩の力を抜くと、1月10日はぐっと身近になります。
まずは110番の日。
緊急通報は「困ったときの最後の砦」。



だからこそ、正しく使う意識が大切だと、毎年この日に改めて呼びかけられています。
知っているだけで、誰かを守れる日でもあります。
そして忘れてはいけないのが明太子の日。
1949年、博多で生まれた味の明太子は、今や全国区。
ご飯にのせても、パスタにしても裏切らない存在です。



歴史的には軽めですが、食文化を支える立派な記念日です。
西日本では十日戎(とおかえびす)が本番を迎えます。
商売繁盛を願い、笹や熊手を手にする人々の熱気は、冬の寒さを忘れさせてくれます。
信じる・願う・感謝する――こうした日本らしい行事が今も続いているのは、少し誇らしいことですね。
🌈まとめ
1月10日は、学び・決断・祈り・日常が交差する、とても奥行きのある一日です。
福澤諭吉の思想から世界史の転換点、そして明太子や十日戎まで、すべてが「人がどう生きようとしたか」を映しています。
過去を知ることで、今日の選択が少しだけ丁寧になる。
そんなきっかけをくれる日です。
焦らなくて大丈夫。
昨日より半歩でも前を向けたなら、それで十分。
1月10日が、あなたにとって静かに力をくれる一日になりますように。









