2010年のデビューから15年。
三代目J SOUL BROTHERSは、音楽シーンの流行が激しく移り変わる中でも、第一線で走り続けてきました。
2025年にはライブ動員47.4万人を記録し、ライブ動員力ランキングTOP10入り。
ドームツアーや初のスタジアムライブを成功させ、その存在感を改めて示しています。
では、なぜ三代目JSBは15年も続いているのか?
その理由は、単なるヒット曲や人気だけではありません。
7人それぞれが成長し続ける個の力、そして「仲良しごっこではない」独特な絆。
本記事では、ライブ動員力という数字の強さと、メンバー同士のリアルな関係性エピソードから、三代目JSBの“続く理由”を紐解いていきます。
🔮なぜ三代目JSBは「ライブで最強」なのか?15年間数字で証明し続ける動員力
三代目J SOUL BROTHERSを語るうえで外せないのが、圧倒的なライブ動員力です。
2025年のライブ動員力ランキングでは47.4万人/14公演を記録しTOP10入り。
これは活動15年目のグループとしては異例とも言える数字です。
むーたん振り返れば、彼らは早い段階から「ライブで評価されるグループ」でした。
2014年の「R.Y.U.S.E.I.」で国民的ヒットを生み、ランニングマンダンスが社会現象化。
しかし三代目JSBの本当の強さは、その後にありました。
2015年のツアー「BLUE PLANET」では約120万人動員、2017年にはドームツアーで年間148.2万人動員という、日本音楽史に残る記録を打ち立てています。
Real Sound : ライブ規模ランキングTOP30(2025年6月):三代目 J SOUL BROTHERS、Snow Man、LE SSERAFIMら上位に



重要なのは、これらが一過性のブームではなかったこと。
2023年には「JSB LAND」で90万人動員しランキング1位、そして2025年もTOP10入り。
つまり三代目JSBは、 「売れた → 消えない → 定着した」 という最も難しいフェーズを突破しているグループなのです。
さらに2025年は、**8度目のドームツアー「KINGDOM」**と、初の単独スタジアムライブを成功させました。
スタジアムは、集客力・演出力・ファンの熱量すべてが試される舞台。
そこで結果を出せたこと自体が、今なおライブで選ばれ続けている証拠と言えるでしょう。
🔮7人全員が主役?「仲良しではない」からこそ生まれた三代目JSBの絆
【3月号は明日4日(火)発売!】
— 日経エンタテインメント! (@nikkei_ent) February 3, 2020
日経エンタテインメント!3月号表紙&巻頭特集は、三代目J SOUL BROTHERS。全員での座談&7人それぞれのソロインタビューで、10周年を前にこれまでの歩みや今後の展望などをたっぷり聞きました。全22ページ。
メンバーのコメントムービーもいただきました!#三代目JSB pic.twitter.com/w02wuXZfjm
三代目JSBのもう一つの強さは、独特なメンバー関係性です。
彼らはよく「仲はいいけど、馴れ合いではない」と語ります。



実際、GOETHE誌やCREA誌でのインタビューを見ると、その距離感がよく分かります。
リーダーのNAOTOさんは
「7人それぞれが独立したエンターテイナー」
と語り、岩田剛典さんは
「仲良しこよしではなく、いい意味で利用して支え合う関係」
と表現しています。



象徴的なのが、ギフトを贈り合う文化。
NAOTOさんが山下健二郎さんに滋賀の名店「比良山荘」のジビエ鍋を贈ったり、岩田剛典さんが本格BBQ用の高級肉をプレゼントしたりと、相手を思いやる行動が自然に根付いているのです。
また、登坂広臣さんが今市隆二さんに空気清浄機を贈ったエピソードからは、ボーカル同士の信頼関係が伝わってきます。
さらにELLYさんは、
「自分ができることは“創造”」
と語り、「R.Y.U.S.E.I.」のランニングマンを生み出しました。
山下健二郎さんは
「グループの空気をよくする役割」
と自らの立ち位置を明確にしています。
GOETHE : 三代目JSB7人、メンバー同士で撮影し合う。独占インタビューも【まとめ】
誰か一人が突出するのではなく、役割を理解した7人が噛み合う構造。
これこそが、15年間崩れなかった理由なのです。
🔮ソロで輝き、グループに還元する——三代目JSBが「続く形」を見つけた理由
三代目JSBが15年続いた最大の理由は、ソロ活動を“分断”ではなく“循環”に変えたことにあります。
俳優として活躍する岩田剛典さん、バラエティで存在感を放つ山下健二郎さん、音楽プロデューサーとして進化するØMIさん、ダンサー・振付師として評価されるELLYさん。
それぞれがグループ外で確かな実績を積み上げてきました。
しかし彼らは、ソロ活動を「個人の成功」で終わらせません。



得た経験をグループに持ち帰り、ライブや表現に反映させる。



この循環が、三代目JSBをアップデートし続けています。
NAOTOさんが語った
「僕らが会いに行くことが今やるべきこと」
という言葉は、まさにその象徴。
Real Sound : 三代目 J SOUL BROTHERS、再集結した7人が開く“第二章の扉” 今こそ届けたい「R.Y.U.S.E.I.」の先にあるメッセージ
2025年のドームツアー、スタジアムライブは、「集客できるからやる」のではなく、ファンとの約束を守るためのライブでした。
15周年を迎えた今、三代目JSBは完成形ではありません。
**「まだ底上げできる」**と小林直己さんが語るように、彼らは常に未完成であることを選んでいます。
だからこそ、15年経っても「今が一番楽しい」と言えるのです。
まとめ
三代目J SOUL BROTHERSが15年間第一線で続いてきた理由は、数字が示す圧倒的なライブ動員力と、7人それぞれが自立した関係性にありました。
仲良しに甘えず、役割を理解し、時には距離を保ちながら支え合う——その大人なチームワークが、長寿グループとしての土台を作っています。
2025年、ドームとスタジアムを成功させた彼らは、過去の栄光にすがる存在ではありません。
常に更新され続けるグループとして、これからもファンの前に立ち続けるでしょう。
三代目JSBの物語は、まだ終わりません。









