12月26日は、ただの“クリスマス翌日”ではありません。
この日は 世界史を動かした大事件 から、日本でのスポーツの始まり、さらに歴史に名を残す著名人の誕生日まで、まさに「歴史の宝箱」のような1日です。
海外では「ボクシングデー」として親しまれ、クリスマスとは違った温かい文化が根付いているのも特徴。
この記事では、12月26日に起きた主な出来事・記念日・偉人の誕生日 をわかりやすくまとめました。
「今日は何の日?」の答えを、一緒に覗いていきましょう!
12月26日の記念日|世界と日本で“新しい始まり”の日
まず最初に紹介したいのは、12月26日の代表的な記念日「ボクシングデー」。
イギリスやオーストラリア、カナダなど、英連邦の国々で祝われる伝統的な休日です。
名前だけ聞くと「ボクシング(格闘技)の日?」と思いがちですが、由来は全く別。
クリスマスの翌日に、教会に寄付として“箱(ボックス)”を持っていった習慣 から名付けられたと言われています。
むーたん現代ではセールの日としても人気で、街中が活気に包まれます。
そして日本では、12月26日は 「プロ野球誕生の日(ジャイアンツの日)」 として知られています。
1934年、この日をきっかけに日本プロ野球の歴史が大きく動きました。
「大日本東京野球倶楽部」(のちの読売ジャイアンツ)の創立総会が開かれ、日本に本格的なプロ野球が誕生。



現在のプロ野球文化の原点とも言える重要な1日です。
この2つの記念日は、一見つながりがないように見えて、実はどちらも “文化の始まり”を祝う日。
ボクシングデーは地域の助け合いの文化、ジャイアンツの日は日本スポーツ界の新しい幕開けを象徴しています。
12月26日は、世界のあちこちで“新しい流れ”が生まれた日と言えるのです。
歴史的出来事|ソ連崩壊から大災害まで…12月26日は“世界が動いた日”
12月26日は、世界史レベルの重大ニュースがいくつも刻まれています。
その中でも最も象徴的なのが 1991年のソビエト連邦の消滅。



長く続いた冷戦構造がこの日を境に終わり、国際情勢が大きく塗り替えられました。
69年間続いたソ連が崩壊したこの瞬間は、世界秩序が大転換した歴史的ポイントとして今も語り継がれています。
また、スポーツ史では 1919年のベーブ・ルースのトレード が有名です。



レッドソックスからヤンキースへと渡ったこのトレードは、後に「バンビーノの呪い」と呼ばれるほど大きな波紋を呼び、アメリカ野球史の象徴となりました。
単なる選手移籍にとどまらず、文化的現象としてまで語られるのはルースならではの存在感。
日本でも自然災害が多く発生した日として記録されています。
1854年に起きた 豊予海峡地震(M7.4) は四国・九州に大きな被害を与え、1949年の 今市地震(M6.2・M6.4連続) は栃木県史上最大級の災害となりました。
さらに2004年には、世界中を震撼させた スマトラ島沖地震・インド洋大津波 が発生。
死者・行方不明者が22万人を超える史上最悪クラスの災害で、地球全体に「自然の脅威」を突きつけました。
こうして振り返ると、12月26日は 世界情勢が動き、自然の力を思い知り、歴史上のターニングポイントとなった1日 といえます。
12月26日生まれの有名人|文化・芸能・スポーツのスターが勢ぞろい
12月26日は、多くの著名人の誕生日としても知られています。
歴史上の人物では思想家・片山潜、作家の菊池寛、小説家ヘンリー・ミラー、そして中国の建国者・毛沢東など、世界の文化や政治に影響を与えた人物が並びます。
彼らはそれぞれの分野で大きな足跡を残し、今も広く研究・評価されています。
芸能界では、原田美枝子、田畑智子、小栗旬、城田優、間宮祥太朗、竹内涼真 といったトップ俳優が誕生日。



ドラマや映画で幅広く活躍する彼らが同じ誕生日というのは、まさに「スターの日」と言っても良いレベル。
音楽界ではシンガーソングライターの 高橋優 もこの日生まれです。
さらにスポーツ界にも強烈な顔ぶれが揃っています。
平成唯一の三冠王・松中信彦、元メジャーリーガーの建山義紀など、日本球界を支えた実力派の選手が12月26日生まれ。
日本プロ野球誕生の日と同じ日というのも、なんだか縁を感じるポイントです。



歴史から芸能、スポーツまで、これだけ幅広いジャンルのスターが揃っている日はなかなか珍しいもの。
12月26日は 「才能が生まれた日」 と言えるかもしれません。
⭐まとめ
12月26日は、世界の祝日、歴史的大事件、そして数々の著名人の誕生日が重なる “情報量の宝庫”のような日 です。
特に、ソ連崩壊・プロ野球誕生・インド洋大津波 といった大きな出来事は、現在の世界や日本社会のあり方にもつながっています。
クリスマスの翌日というだけでなく、「世界の変化を思い出す日」 として、ぜひ覚えておきたい1日です。
今日の小さな気づきが、あなたの明日を少しだけ豊かにしてくれますように。









