今シーズンも圧巻の活躍を見せた堂安律選手。
ドイツ・ブンデスリーガのSCフライブルクでレギュラーとして出場し、リーグ戦で10得点8アシストとキャリアハイの成績を記録しました。
さらに日本代表では背番号10を背負い、攻守にわたって存在感を発揮。
そんな堂安律選手の市場価値は、なんと約41億円!
なのに年俸は約1億3,440万円と聞いて「安くない?」と感じる人も多いはず。
今回は、堂安律の年俸の推移、他の日本人選手との比較、そして今後の見通しについて、わかりやすくまとめてみました。
堂安律の年俸推移をチェック!ガンバ時代からの成長ぶり
堂安律選手の年俸は、プロ入りから現在に至るまで、着実にステップアップしてきました。
2016年、ガンバ大阪でトップチームに昇格した当初は、推定年俸380万円と控えめな金額でした。
当時18歳の堂安律選手は、主に途中出場ながらも鋭いドリブルと決定力で頭角を現し、将来の日本代表候補として注目を集めます。
翌2017年には年俸が600万円にアップし、さらに同年6月にオランダ・フローニンゲンへ移籍することで、大きなターニングポイントを迎えました。
海外挑戦によって堂安選手の市場価値は一気に上昇し、フローニンゲンでの年俸は約3,000万円に跳ね上がりました。
ここでの活躍が評価され、2019年にはオランダの名門PSVへステップアップ。
PSVでは年俸が約6,000万円となり、欧州での地位を着実に固めていきます。
その後、2020-21シーズンはドイツ・ビーレフェルトへレンタル移籍し、ブンデスリーガでの経験を積みましたが、年俸は引き続き6,000万円前後。
再びPSVに復帰した2021-22シーズンには約8,300万円にアップし、いよいよ年俸1億円の大台が見えてきました。
2022年からはフライブルクに所属し、年俸は初年度から約1億500万円、2023-24は約1億3,000万円、そして現在の2024-25シーズンは約1億3,440万円と順調にアップ中。
長期的に見れば堂安選手の努力と成長がきちんと報われていることが分かります。ただし、現在の活躍を考えると、まだ“安い”という声も少なくありません。
市場価値は41億円!なのに年俸は日本人トップ層に届かず?
オランダ・フローニンゲンに訪れた #堂安律 さん
— ANOTHER SKY | アナザースカイ (@ANOTHERSKY_NTV) July 28, 2025
在籍時に暮らしていたお部屋にやってきました🏠
19歳にして、異国で初めての一人暮らし💭
サッカーだけでなく私生活でも、海外ならではの困難に直面したのだそう。
堂安律さんがここで経験したあるハプニングとは…?#ANOTHERSKY #アナザースカイ… pic.twitter.com/gR65OPUL70
2024-25シーズン、堂安律選手はブンデスリーガで34試合に出場し、10ゴール8アシストという堂々たる成績を残しました。
この数字はキャリアハイであり、フライブルクの攻撃をけん引する中心選手としての地位を確立したことを意味します。
また、日本代表でも背番号「10」を託されており、その信頼の高さは折り紙付きです。
そんな堂安律選手の市場価値は、ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」などによると**約2,500万ユーロ(約41億円)**とされています。
これはヨーロッパでプレーする日本人選手の中でもトップクラスで、プレーの質や将来性に対する評価が非常に高いことを物語っています。
しかし、年俸となると話は別。
推定年俸は84万ユーロ、日本円で約1億3,440万円とされており、これは日本人選手の中では中上位程度の水準です。
南野拓実選手(約6億円)、冨安健洋選手(約4億7,000万円)、板倉滉選手(約3億2,000万円)と比べると、堂安律選手の年俸は“かなり控えめ”と言わざるを得ません。
フットボールチャンネルの記事でも「進撃のレフティーが手にしている年俸は、意外なほど低い」と評されており、活躍と報酬のバランスに疑問を呈する声も。
これは、所属クラブの給与体系や契約交渉のタイミング、移籍市場の動向など、さまざまな要因が影響していると考えられますが、堂安律選手の現在の立ち位置を考えると“もっと評価されてよい”という印象が強まります。
ビッグクラブ移籍で年俸アップは確実?今後の可能性とは
堂安律選手の実力は、もはやブンデスリーガ中堅クラブに収まるレベルではありません。
現地メディアやサッカー専門誌では、フランクフルトやドルトムントといったビッグクラブからの関心が高まっていると報じられています。
実際、サッカーダイジェストの記事によれば、堂安律選手はフランクフルトと契約解除金2,700万ユーロ(約47億円)で合意済み、2030年までの5年契約に達しているとの報道もあるほど。
サッカーダイジェスト : 日本代表主力MFがついにステップアップ移籍へ!ドイツ強豪と5年契約で合意と独メディア報道 クラブ間交渉の行方は?
仮にこうしたビッグクラブへの移籍が成立すれば、年俸の大幅な上昇は確実と見られています。
ドイツやイングランドの上位クラブでは、年俸3~5億円以上の選手も珍しくありません。
堂安律選手のように市場価値が40億円を超える選手ならば、年俸5億円以上も現実的なラインでしょう。
また、ドルトムントのスポーツディレクターも「堂安に対して複数のクラブが関心を寄せている」とコメントしており、今後の去就は大きな注目ポイントです。
ここ数年で急成長を遂げた選手だけに、年俸の上昇とともにさらなる飛躍を遂げる可能性が高まっています。
移籍が実現すれば、より多くの出場機会と報酬、さらには欧州カップ戦など新たな舞台が待っているでしょう。
堂安律選手のプレーに魅せられたファンにとって、今後のキャリア展開はまさに“楽しみしかない”状況と言えそうです。
まとめ:堂安律の年俸は“過小評価”?それでも未来は明るい!
堂安律選手のこれまでの年俸推移を振り返ると、地道にステップアップしてきた努力と結果が見えてきます。
しかし、今シーズンの成績や市場価値を考えると、現時点の年俸は“過小評価”といわざるを得ません。
それでも、すでに欧州クラブからの注目を集めており、近い将来のビッグクラブ移籍で年俸が一気に上昇する可能性は十分。
日本代表の10番を背負う男として、堂安律選手の未来はまだまだ明るく、そして熱い注目を集めています。