12月11日は、世界の自然や人道支援に思いを馳せる記念日が並ぶ日です。
**「国際山岳デー」や「ユニセフ創立記念日」といった国際的な出来事に加え、「胃腸の日」や「百円玉記念日」**といった日本ならではのユニークな記念日もあります。
さらに、姫路城と法隆寺が世界遺産に登録された日でもあり、歴史的にも文化的にも意義深い一日。
今日は、そんな12月11日にまつわる出来事や人物をたっぷり紹介します!
🏔 国際山岳デー&ユニセフ創立記念日:地球と子どもを守る日
12月11日は、**「国際山岳デー(国際山の日)」として、2003年に国連で制定されました。
世界の山岳地域は、美しい自然の宝庫である一方、気候変動や乱開発によって危機にさらされています。
むーたんこの日は、「山の恵みと環境のバランスを考える日」**として、自然保護や持続可能な地域づくりの大切さを見つめ直すきっかけになっています。
同じくこの日は、**「ユニセフ創立記念日」でもあります。
1946年12月11日、第二次世界大戦後の混乱の中で、世界中の困窮する子どもたちを救うために「国際連合国際児童緊急基金(UNICEF)」が誕生しました。



現在もユニセフは、教育・医療・衛生・飢餓など、あらゆる課題に取り組みながら、「子どもの権利を守る活動」**を世界190以上の国と地域で続けています。
12月11日は、地球と未来を支えるすべての命について、改めて考える日なのです。
💰 胃腸の日&百円玉記念日:暮らしに寄り添う“身近な記念日”
日本では、12月11日は**「胃腸の日」としても知られています。
これは日本OTC医薬品協会が2002年に制定したもので、語呂合わせの「い(12)に(11)いい」から生まれたユニークな記念日。
年末に向けて飲み会や忘年会が増えるこの季節、胃腸の健康を意識するタイミングとしてぴったりですね。



「暴飲暴食を控えて、自分の体をいたわろう」**というメッセージが込められています。
また、1957年のこの日には日本で初めて**「百円硬貨」が発行されました。
表には鳳凰、裏には桜と旭日が描かれた美しい銀貨で、当時の人々にとって新時代の象徴でした。
現在のアルミニウム合金の百円玉とは素材も重みも異なり、まさに「銀色に輝く日本経済の希望」**と呼ばれる存在でした。



私たちの財布に当たり前にある百円玉にも、こんな歴史があると思うと、ちょっと感慨深いですね。
🏯 歴史を動かした日:姫路城の世界遺産登録と“王冠をかけた恋”
1993年の12月11日、姫路城と法隆寺地域の仏教建造物が、日本で初めてユネスコ世界文化遺産に登録されました。



白鷺城の名でも親しまれる姫路城は、その美しい白壁と保存状態の良さから、まさに日本建築の傑作。
さらに、屋久島と白神山地も同日に自然遺産として登録され、日本にとって記念すべき日となりました。



「日本の歴史と自然が世界に認められた日」——そう言っても過言ではありません。
一方で、1936年にはイギリスで**「エドワード8世の退位」**という歴史的事件も起きました。
離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの恋愛のために王位を捨てた彼の決断は、「王冠をかけた恋」として世界を驚かせました。



わずか325日の在位でしたが、彼の生き方は今も映画やドラマで語り継がれています。
12月11日は、愛と信念、そして文化の価値を考えさせられる一日でもあります。
🎂 有名人の誕生日&花言葉
12月11日生まれの著名人には、女優の加賀まりこさん、シンガーソングライターの谷村新司さん、そして女優の広瀬アリスさんなど、多彩な顔ぶれが並びます。
スポーツ界では、男子バレーボール日本代表主将の石川祐希選手の誕生日でもあります。



彼は若くして全日本代表に選ばれ、イタリアリーグでも活躍する日本のエース。



まさに世界を舞台に輝くアスリートです。
この日の誕生花はカランコエで、花言葉は「幸福を告げる」「あなたを守る」。
12月の寒さの中でも元気に咲く姿が、前向きなエネルギーを感じさせますね。
☀ まとめ:12月11日は「思いやり」と「つながり」を感じる日
12月11日は、**「自然・命・文化」という3つのテーマが重なる特別な日です。
国際山岳デーで地球を思い、ユニセフ記念日で子どもたちを想い、百円玉記念日で日常を見つめ直す——。
どんなトピックにも共通するのは、「人と人、そして自然とのつながりを大切にする心」**です。
今日は少し立ち止まって、日々の感謝や思いやりを感じる一日にしてみてはいかがでしょうか。









