2025年、ついにハンバートハンバートが念願の紅白歌合戦へ──。
長年フォークシーンを支えてきた夫婦デュオが、NHK朝ドラ『ばけばけ』主題歌 「笑ったり転んだり」 の大ヒットをきっかけに初出場を決めました。
「今まで紅白は家で見るものだと思っていた」という控えめなコメントとは裏腹に、その音楽は多くの視聴者の心に深く届き、SNSでも“お茶の間にぴったりの優しさ”と話題に。
この記事では、なぜ彼らが紅白に選ばれたのか、その理由と最新コメント、デュオの魅力を総まとめでお届けします。
■ 紅白2025初出場の背景|『ばけばけ』主題歌が愛された理由
ハンバートハンバートが2025年の紅白歌合戦への初出場を決めた背景には、NHK朝ドラ『ばけばけ』の主題歌 「笑ったり転んだり」 の存在が欠かせません。
朝ドラは年齢・地域を超えて多くの視聴者に支持される番組で、主題歌が“国民的な曲”として認知される大きなチャンス。
そんな重要なポジションに抜擢されたこの曲は、放送開始直後から「朝に聴くと心が軽くなる」「ドラマと一緒に曲が育っていく感覚がある」とSNSでも評判が広がりました。
制作陣がオファーした理由には、2005年の代表曲 「おなじ話」 の存在があります。
男女が自然体で掛け合うハーモニーは“夫婦が日々を対話するように歌う”という朝ドラの世界観とぴったり一致。
制作陣はこの曲を聴き、**「この2人なら登場人物の人生に寄り添う歌になる」**と確信したと言われています。
むーたん制作過程では、小泉セツさんの回想記『思い出の記』を何度も読み返し、佐藤良成さんが「セツさんになったつもりで曲を書いた」というほど物語への没入度が深いのが特徴。



曲名である「笑ったり転んだり」には、困難の中でも支え合う主人公たちの姿がそのまま反映されており、歌詞のフレーズ一つひとつに温かい視点が宿っています。



さらに、2人がドラマの舞台・松江市で2006年からほぼ毎年ライブを続けているという“偶然の縁”も話題になりました。



音楽のストーリーとドラマの背景が重なり、まるで運命のような巡り合わせが視聴者の感動をより深めています。
こうした積み重ねが評価され、今回の紅白初出場につながったと言えるでしょう。
■ デュオの魅力と27年の歩み|ハンバートハンバートが信頼される理由
『紅白歌合戦』出場歌手発表❗️
— オリコンニュース (@oricon) November 14, 2025
ハンバート ハンバート、初出場
朝ドラ『ばけばけ』主題歌で脚光https://t.co/9DmHHiBeYc
🎤出場歌手一覧https://t.co/UVlNms9Q0S
#ハンバートハンバート #NHK紅白 pic.twitter.com/Nl4aKH9tPN
1998年に結成されたハンバートハンバートは、夫婦デュオであることを感じさせない“生活に根ざした自然体”の音楽が最大の魅力です。
バンド名はナボコフの小説『ロリータ』の主人公に由来し、音楽も文学や映画のように物語性が強く、聴く人の記憶を優しく刺激します。
初期は6人編成のバンドでしたが、メンバーが抜けても2人で活動を続けてきたことからも、その芯の強さと音楽への覚悟が伝わります。



佐藤良成さんは4歳からバイオリン、9歳からピアノと、クラシックを基礎に持ちながら、中学生でCCRやボブ・ディランなど海外のフォークに傾倒。
高校・大学では日本フォークに触れ、豊かな音楽素養を現在のアレンジに生かしています。
音楽ナタリー : 佐藤良成(ハンバート ハンバート)のルーツをたどる
一方、佐野遊穂さんは大学時代まで音楽活動の経験がなく、“声そのものが物語を語るタイプ” のシンガー。



カラオケが好きという身近な原点からスタートしているため、多くのリスナーが“親しみやすさ”を感じる歌声なのも納得です。
家庭と音楽の両立を実践する姿も、2人の大きな魅力。
三児の親としての責任感から、2017年に 「平日しかライブをしない」 と宣言したのは業界でも大きな話題でした。



派手なツアーを組むのではなく、子育ての時間を守りながら音楽を届けるというスタイルは、多くの共働き世代から共感を呼んでいます。
また、映画『ぼくのお日さま』の劇伴を担当しカンヌ映画祭に参加、2024年にはアルバム『カーニバルの夢』で“夢の中で生まれたメロディ”を作品化するなど、創作の幅も確実に広がっています。
活動27年目でなお新しさを生み続ける姿勢が、2人が信頼され続ける理由です。
■ 2人の“素の言葉”が胸に響く|紅白決定コメントの魅力
ハンバートハンバートが紅白初出場を発表した際、特に注目されたのが佐野遊穂さんのコメントでした。
「紅白は家で見るものだと思っていたので、本当に驚いています。緊張して寿命が縮むんじゃないかと心配です」 という言葉には、彼らの素朴さや謙虚さがそのまま表れています。



長年ライブ中心の活動を続けてきた2人にとって、紅白のような大舞台は決して“当たり前”ではなく、むしろ“夢にも思わなかった”ような出来事だったのでしょう。
ORICON NEWS : 【紅白】ハンバート ハンバート、初出場「緊張で寿命が縮む」 朝ドラ『ばけばけ』主題歌で脚光



さらに、 「当日、風邪を引かないように気をつけたい」 というコメントは、日常の一コマをそのまま言葉にしたようで、多くのファンが「分かる!」「ほんとに普通の感覚で話しててかわいい」と反応。
SNSでも“初々しさが刺さる”“背伸びしない姿勢が最高”と大きな話題になりました。
スポーツ報知 : 【紅白】朝ドラ主題歌のハンバート ハンバートが初出場「子供にけちょんけちょんに言われないように頑張りたい」
ハンバートハンバートは、芸能的な派手さよりも“生活の延長線にある音楽”を大切にしてきたデュオ。
子育てを理由に週末ライブをやめたことからも、名声よりも暮らしを優先するスタンスがうかがえます。
本番まで体調を気遣うコメントも、そんな2人だからこそ自然に出る言葉なのです。
さらに、紅白で披露される『笑ったり転んだり』は、ドラマと深くリンクした曲であり、ハーモニーがしっとり胸に響くタイプの楽曲。
視聴者からは 「年末の空気にぴったり」「優しさが画面いっぱいに広がりそう」 と期待の声も多く寄せられています。
テレビ越しにも“普段の2人”が伝わるであろう紅白のステージは、多くの人にとって特別な瞬間になるはずです。
■ まとめ
ハンバートハンバートの紅白初出場は、決して“突然の躍進”ではありません。
『ばけばけ』主題歌 「笑ったり転んだり」 の評価、27年の活動で培った信頼、そして人柄そのものが滲みでるコメント──そのすべてが積み重なって実現した結果です。
音楽性に派手さはなくても、“じんわり心に残る強さ” を持つ2人。
今年の紅白は、そんな彼らの魅力が多くの人の目に届く絶好の機会になるはずです。
年末、2人の優しいハーモニーが日本中を包む瞬間を楽しみに待ちましょう。
2025年第76回NHK紅白歌合戦 出場歌手
総合司会 : 有吉弘行 / 綾瀬はるか
/ 今田美桜 / 鈴木奈穂子アナウンサー
紅 組 50音順(カッコ内は出場回数)
- アイナ・ジ・エンド (初)
- あいみょん (7)
- ILLIT (2) 幾田りら (初)
- 石川さゆり (48) 岩崎宏美 (15)
- CANDY TUNE (初) 坂本冬美 (37)
- 髙橋真梨子 (7) ちゃんみな (初)
- 天童よしみ (30) 乃木坂46 (11)
- HANA (初) Perfume (17)
- ハンバート ハンバート (初)
- FRUITS ZIPPER (初)
- MISIA (10) 水森かおり (23)
- LiSA (4)









