芸人として全国区の知名度を誇る狩野英孝さん。
ですが彼の活躍の舞台はテレビだけにとどまりません。
なんと実家は宮城県栗原市の由緒ある神社「櫻田山神社(通称:イケメン神社)」で、本人はガチの神主!
さらに栗原市と宮城県の観光大使として、地元の魅力を全国へ発信しています。
笑いと神聖さを兼ね備えた異色のキャリアは、まさに“狩野スタイル”。
今回はそんな彼の多角的な活躍ぶりと、地元愛にあふれる取り組みを紹介します!
芸人・狩野英孝、神社で「本物の神主」やってます
「ラーメン、つけ麺、僕イケメン!」で一世を風靡した狩野英孝さん。
お笑い芸人としてバラエティ番組に引っ張りだこですが、実はもう一つの“顔”があるのをご存知でしょうか?
それが、実家・櫻田山神社の神主という役割です。
2014年に正式に神職の資格を取得し、第39代目の神主に就任。
年末年始や各種祭事の際には白装束をまとい、真剣な面持ちでご祈祷に臨む姿が見られます。
テレビでの軽快なトークやギャグとは打って変わり、神社では真摯な態度を貫く狩野英孝さん。
そのギャップが多くの参拝者の心をつかみ、今では「狩野さんに祈祷してもらいたい」と、遠方からわざわざ訪れる人も後を絶ちません。
SNSでは「神主姿がカッコいい」「笑いと安心感のダブル効果」と話題になることも。
芸人としての人気に支えられながらも、神職としての務めを大切にする姿は、彼の芯の強さと地元への深い想いを感じさせます。
観光大使として地元・栗原を全力アピール!
昨日の日報から
— HACHI (@maidohachi) May 26, 2023
「狩野英孝さんのTVみて九州から来ました」
というお客様。
栗原市の観光大使ですが全国に宮城県をPRしてくれている狩野英孝さんありがと〜♪ pic.twitter.com/lM31R8tbdb
狩野英孝さんは神主としてだけでなく、観光大使としても地元・栗原市に強く根ざした活動を展開中。
栗原市の「観光大使」に加え、宮城県の「みやぎ絆大使」や「栗原ドリームアンバサダー」にも就任し、まさに“地元の顔”として全国にその魅力を発信しています。
例えばバラエティ番組で栗原の観光名所「細倉マインパーク」を紹介した際には、他の芸人がイジりにくい地元ネタを狩野英孝さんが絶妙なノリで盛り上げ、「F級だけどクセになるテーマパーク」として笑いに昇華。
地域資源をネタにする一方で、「少しでも栗原を知ってもらえたら」と、観光誘致に対する真摯な姿勢も見せています。
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また、YouTubeなどSNSを通じても栗原の風景や地元イベントを取り上げ、自らが“広告塔”として機能。
メディアへの出演時にも地元の名産や神社の話題を自然に織り交ぜ、さりげなくアピールする手腕はさすが。
地元を笑いと愛で包み込む、その活動はまさに“令和の観光大使スタイル”と言えるでしょう。
“イケメン神社”から広がる聖地巡礼の輪
狩野英孝さんの実家・櫻田山神社は、最近“聖地化”が進んでいます。
そのきっかけとなったのは、狩野英孝さん自身が「イケメン神社」として自虐気味に紹介したこと。
これがテレビやSNSで話題となり、全国からファンが足を運ぶように。
神社で手に入るオリジナル御朱印も「かわいい!」と若者の間で人気を集め、神社に対する関心を広げる大きなきっかけとなっています。
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聖地巡礼の波は神社だけにとどまらず、近隣の飲食店や観光スポットにも広がっています。
「狩野さんの実家を見に来たついでに、地元のカフェや温泉にも立ち寄った」といった観光客の声も多数。
これはまさに、1人の芸人によって地域全体が活気づいている証。
狩野英孝さん本人も「地元に来てくれるのが一番うれしい」と語っており、今では年末年始の恒例イベントとして“イケメン神社詣”がSNSの風物詩に。
笑いの神が生まれ育った土地には、笑顔とご利益の両方が待っている。そんな栗原市が、今アツいんです。
まとめ
狩野英孝さんは「芸人」「神主」「観光大使」という異色の肩書きを見事に使いこなし、笑いと祈り、地域活性のすべてを一人で担う“オールラウンドな地元ヒーロー”となっています。
彼の地元愛と行動力は、栗原市に新たな風を吹き込むきっかけとなり、多くの人々の心を動かしています。
ただ面白いだけじゃない、ただ真面目なだけじゃない。
そんな絶妙なバランスで、ふるさとと向き合う狩野英孝さん。
次の旅行先に、ちょっと笑えてちょっと癒される「栗原」、いかがですか?