10月9日は、世界と日本の文化や交流の歴史を感じる特別な日です。
国際的には「世界郵便デー」として郵便の大切さを祝う日であり、韓国では「ハングルの日」として独自の文字を称える祝日。
日本でも「トラックの日」「塾の日」など、生活に密着したユニークな記念日がそろっています。
さらに、音楽界の伝説ジョン・レノンの誕生日でもあるなど、文化・教育・交通をつなぐキーワードが満載!
今日はそんな“10月9日”の魅力を、ちょっと深掘りしていきましょう。
世界郵便デー&ハングルの日 ― 文化をつなぐ“言葉と手紙”の力
10月9日は、**人と人をつなぐ「言葉」と「通信」の記念日です。
まず「世界郵便デー(万国郵便連合記念日)」は、1874年にスイスで万国郵便連合(UPU)**が発足したことを記念する国際デー。
全世界をひとつの郵便地域とする構想のもと、郵便制度の国際化を進めるために設立されました。
日本は1877年に加盟しており、いまも世界中に手紙や荷物を安全に届ける仕組みの中で重要な役割を担っています。
一方、韓国では同じく10月9日が「ハングルの日」。
これは1446年、世宗大王が独自文字「訓民正音(ハングル)」を公布した日を祝う国民の祝日です。
当時、漢字が主流で庶民には読み書きが難しかった中、誰でも学べるハングルの誕生は文化の大革命でした。
郵便とハングル——どちらも、“人と想いをつなぐ”文化の象徴といえるでしょう。


日本の語呂合わせ記念日がずらり!トラック・塾・道具の日
10月9日は、日本らしいユーモアあふれる語呂合わせ記念日の宝庫でもあります。
まずは「トラックの日」。
これは「ト(10)ラック(9)」の語呂合わせから、全日本トラック協会が1992年に制定。
私たちの生活を支える物流の大切さを広める日です。
道路を走るトラックがなければ、コンビニやスーパーの棚もすぐ空っぽになってしまう…そんな“縁の下の力持ち”に感謝する日でもあります。
さらに「**塾の日(じゅ〈10〉く〈9〉)」**は全国学習塾協会が制定。
学びを支える教育現場に光を当て、子どもたちの成長を応援する意味が込められています。
そして「**道具の日(どう〈10〉ぐ〈9〉)」**は、東京・浅草の「かっぱ橋道具街」が制定。
調理器具や食器、職人の道具など“作る”文化を支える記念日です。
同じく「**東急の日(とう〈10〉きゅう〈9〉)」もあり、鉄道・流通・都市開発など幅広い事業を展開する東急グループが制定。
まさに、日本の暮らしと文化を動かす日が勢ぞろいしています。


音楽と歴史の記念日 ― ジョン・レノン、そして文化の系譜
10月9日といえば忘れてはいけないのが、ジョン・レノンの誕生日(1940年生まれ)。
彼の息子ショーン・レノンも、なんと同じ10月9日生まれ(1975年)という奇跡的な“親子共通バースデー”なんです。
父ジョンは「イマジン」などの名曲を残し、平和と愛のメッセージを世界に広めました。
ショーンも音楽家として父の遺志を継ぎ、ジャンルを超えた活動を続けています。
そのほか、「北の国から」放送開始(1981年)や幕張メッセ開場(1989年)など、日本文化を象徴する出来事もこの日に起きています。
さらに、ウガンダの独立記念日やチェ・ゲバラ最期の日など、世界史的にも節目の多い日。
音楽・政治・歴史が交錯する10月9日は、まさに**“文化と自由”を考える日**といえるでしょう。
まとめ:人と文化をつなぐ10月9日
10月9日は、郵便で想いを届け、文字で知識を伝え、音楽で心を結ぶ日。
「世界郵便デー」や「ハングルの日」など、国境を越えてコミュニケーションの価値を再認識させてくれる日です。
また、日本では「トラックの日」「道具の日」といった、日常を支える人々への感謝も忘れません。
ジョン・レノンの誕生日のように、愛・平和・文化が共鳴する日でもある10月9日。
あなたも今日は、誰かに“想いを届ける”一言を送ってみませんか?