木竜麻生(きりゅうまい)さんは、新潟県出身の実力派女優。
2018年の映画『菊とギロチン』で注目を集めて以来、映画やドラマで幅広い役を演じてきました。
2025年にはNHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』で主演を務め、同世代女性の共感を呼んでいます。
さらに写真や文学にも造詣が深く、表現者としての多面的な魅力が注目ポイント。
今回は、木竜麻生さんのプロフィール・経歴・最新情報をわかりやすくご紹介します!
木竜麻生のプロフィールと経歴を総まとめ!
木竜麻生さんのプロフィールを振り返ると、彼女の歩みがいかに多彩かがわかります。
1994年7月1日生まれ、新潟県新発田市出身で、身長160cm・血液型A型。所属事務所はモノポライズです。
芸能界入りのきっかけは中学2年生のときに原宿でスカウトされたこと。
16歳でCMデビューを果たし、2014年には映画『まほろ駅前狂騒曲』でスクリーンデビューしました。
大きな転機は2018年。瀬々敬久監督の『菊とギロチン』で約300人のオーディションから選ばれ映画初主演。
同年の『鈴木家の嘘』ではヒロイン役を演じ、観客の心を掴みました。
この活躍により、第92回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞や東京ジェムストーン賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞など数々の賞を受賞。
新人女優として一躍注目の存在となりました。
その後も挑戦は続き、2022年には主演映画『わたし達はおとな』で大人になりきれない若者像をリアルに表現。
2024年には『熱のあとに』で繊細な演技を見せ、さらに評価を高めています。
2025年には『秒速5センチメートル』『無明の橋』といった注目作も控え、キャリアは右肩上がり。
加えて、木竜麻生さんはプライベートでも文学や写真に強い関心を持ち、大学では近代文学を研究。
19歳から始めた写真撮影では「行動力が変わった」と語っています。こうしたバックグラウンドが、女優としての豊かな表現力を支えているのです。
最新主演作!NHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』
木竜麻生&森田望智
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) August 26, 2025
初共演のドラマで支え合い
「最初から望智ちゃんに委ねて」
「ずっと一緒だったような」
NHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』
30代の2度目の青春物語🚀https://t.co/NvswPIJ2U6#いつか無重力の宙で pic.twitter.com/TaZ8ZnCGP0
2025年の木竜麻生さんの最新活動で大きな話題となっているのが、**NHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』**での主演です。
9月8日から放送開始となり、月曜から木曜の午後10時45分というコンパクトな時間帯で楽しめる全16話の作品。
彼女が演じるのは大阪の広告代理店に勤める30歳の女性・望月飛鳥で、高校時代の仲間と「超小型人工衛星をつくる」という夢に再挑戦するストーリーです。
中日スポーツ : 木竜麻生、30代女性たちの2度目の青春描くNHK夜ドラに主演 主人公は「ルーズボールを愚直に拾い続ける人」
30代に差しかかり、現実と夢の狭間で揺れ動く飛鳥の姿は、同世代の女性から強い共感を呼んでいます。
木竜麻生さん自身も制作発表の場で「挑戦することの意味を一緒に考えたい」と語り、作品への思い入れを明かしました。
放送開始後、SNSでは「等身大でリアル」「自分と重なる」といった声が多く、夜ドラ枠の人気を後押ししています。
また、共演者には実力派俳優が揃い、友情や恋愛、キャリアの葛藤が絡み合う群像劇としての面白さも注目ポイント。
映像美と音楽も相まって、作品全体が“青春の再挑戦”というテーマを鮮やかに描き出しています。
さらに2025年は映画出演も続々。
10月には新海誠原作の実写版『秒速5センチメートル』、12月には社会派ドラマ『無明の橋』が公開予定。
ドラマと映画の両方で活躍する姿に、ファンからは「今年はまさに木竜麻生イヤー」との声も。
NHK夜ドラ主演をきっかけに、今後さらに幅広い層から支持される存在となるでしょう。
演技以外の魅力!写真・文学・旅から見る素顔
木竜麻生さんの魅力は、スクリーンの中に留まりません。
写真、文学、旅といった個人的な活動からも彼女の人となりが見えてきます。
まず写真。
19歳のとき、フォトグラファーからの助言で3,500円の中古オリンパスPEN Fを購入し、撮影を始めたのがきっかけ。
当初は「インドア派だった」と語る木竜麻生さんですが、写真を通じて外に出るようになり、行動力が大きく変化したそうです。
2025年6月号の『Numero TOKYO』では「カメラと冒険 vol.1」に登場。
自ら撮影した写真とエッセイを発表し、ファンからも「等身大で素敵」と好評を博しました。
Numero TOKYO : カメラと冒険 vol.1 木竜麻生「インドア派の私が変わったきっかけがカメラ」
また、大学時代は近代文学を研究。
卒業論文のテーマは「雑誌で生まれた造語」というユニークなもので、現代詩や文学作品から言葉をノートに書き留める習慣を持っています。
こうした言葉への感性が、女優としてのセリフの表現力に活きているといえるでしょう。
QUI : 木竜麻生 – 愛を持って接する旅のエピソードも印象的です。
2019年には初めての一人海外旅行で台湾を訪問。
映画監督エドワード・ヤンや写真家・川島小鳥に影響を受け、カメラを片手に街を探索し、思いがけない出会いを楽しんだと語っています。
この経験が、女優としての幅を広げるきっかけになったことは間違いありません。
こうした活動から浮かび上がるのは、**「役を演じるだけでなく、自分の人生そのものを表現に変えている女優」**という姿。
演技に奥行きを与える背景に、写真や文学、旅で培った豊かな感性があるのです。
まとめ
木竜麻生さんは、映画やドラマで確かな演技力を見せる一方で、写真や文学、旅といった活動にも情熱を注ぐ多才な表現者です。
2025年はNHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』主演をはじめ、映画出演も立て続けに控え、まさに飛躍の年。
受賞歴が物語る実力に加え、好奇心と行動力に裏付けられた人間的な魅力が、彼女を唯一無二の女優へと押し上げています。
今後のさらなる活躍に期待が高まります!