2025年、モデルでありクリエイティブディレクターの森星さんが、世界的メディアCNNの新シリーズ「Seasons」の初回ホストに抜擢されました。
東京の伝統工芸を伝えた特別番組「The Journey Matters」に続き、今度は世界のカルチャーを切り取る大舞台。
さらに『VOGUE JAPAN』10月号の表紙や、自身が率いる「tefutefu」の展覧会など、多彩な活動を展開しています。
祖母・森英恵さんの遺産と、自らの新しい挑戦を融合させる森星さんの姿は、まさに日本から世界へ羽ばたく「ハンサムプリンセス」。
その最新エピソードをまとめました。
CNN番組ホストとして世界へ!伝統と革新をつなぐ挑戦
2025年9月、森星さんは世界的ニュースネットワークCNN Internationalの新シリーズ「Seasons」で記念すべき初回ホストを務めました。
テーマは「日本」。
彼女は俳句や食文化、伝統素材、さらに現代アートまで幅広い切り口で「今の日本」を紹介。
特に村上隆さんへの独占インタビューや東京スタジオ訪問の様子は大きな反響を呼びました。
CNNが世界に届ける日本特集の顔に森星さんを選んだことは、単なるモデルという枠を超え、文化を語れる存在として評価されている証拠です。
実は彼女は2024年にも「The Journey Matters: Tokyo」という特別番組でホストを務め、陶芸家や藍染工房、江戸指物などの現場を訪問し、日本の美意識と自然との共生を伝えていました。
伝統工芸の奥深さを自ら体験しながら世界に紹介する姿勢は、ファッションだけでなくカルチャー全体を担う表現者へと進化していることを示しています。
CNNが注目する森星さんは、いまや国際的に「日本の顔」として信頼される存在になりつつあるのです。
VOGUEカバー・tefutefu展・祖母の遺産から広がる表現世界
今日は #野菜の日 【森 星 × 旬の野菜】なすを丸ごと味わう簡単レシピ https://t.co/7LtIeu1yU9 pic.twitter.com/mjCq1Y3FHP
— GINZA (@GINZA_magazine) August 31, 2025
2025年8月、森星さんは**『VOGUE JAPAN』10月号のカバーを飾り、世界の注目を集めました。
撮影地はイタリア・ローマ。
祖母である森英恵さんが手がけた2000年春夏と2004年春夏のオートクチュールをまとい、「ハンサムプリンセス」をテーマに強さとやさしさを併せ持つ新しい女性像を体現しました。
単なるモデルとしてではなく、家族の遺産を現代の文脈で再解釈し、自らの表現として昇華している点が印象的です。
さらに、自身がクリエイティブディレクターを務める「tefutefu」では、銀座・和光本店で「色寂 irosabi」展を開催。
FIGARO.jp : 森 星のtefutefuキュレーションによる『色寂 irosabi』展が、銀座で日本初開催
ロサンゼルスで行った展示を日本向けに再構成し、持続可能性や美意識をテーマにした作品群を披露しました。
ここでも森星さんは、アートを通して日本独自の美意識**を国内外に発信しています。
また、森英恵さんのスーツケースから発見された未発表の帯地ワンピースとの出会いも話題に。
25ans : 森 星が語る。服を「まとう」ということ【vol.1】
伝統と革新の間で新しい価値を見出すその姿は、モデルという肩書きを超え、アーティストやキュレーターとしての広がりを感じさせます。
森英恵さんの遺産を継承しつつ未来を切り開く存在として、森星さんの存在感は一層高まっています。
パリ挑戦・古民家暮らし・「脱ぐ」というキーワード
華やかなキャリアの裏で、森星さんはパリ・ランウェイオーディションにも挑戦しました。
2024年、現地で事務所社長に「ヒカリは“脱がなければ(Undress)いけない”」と告げられ、その言葉が大きな転機となったと語っています。
日本で積み重ねた実績や家族の名声を「着込みすぎていた」と自覚し、それらを脱ぎ捨てることで、より自由な表現ができるようになったのです。
この「undress=脱ぐ」という考え方は、彼女が語る「外を知ることと自分を知ることは表裏一体」という言葉にもつながっています。
VOGUE JAPAN : 「祖母の服を『VOGUE JAPAN』で着る日が来るなんて、10歳の私には想像もつかなかったと思います」──森星が纏う、色石と“光”の饗宴
一方で、都会を離れて始めた古民家再生や畑仕事の暮らしも注目を集めています。
「永遠に完成しない気がする」と笑いつつも、日々の経験を通して本質を学ぶ姿勢は、効率や即答を求めがちな現代人へのメッセージのようです。
祖母から受け継いだ未発表作品を前に「脱ぐこととまとうことも表裏一体」と語る森星さん。
表舞台では華やかに輝きながら、私生活では土に触れ、自分自身と向き合う。
その二面性こそが彼女の魅力であり、ハンサムプリンセスの新しい生き方を示しているのではないでしょうか。
まとめ
2025年の森星さんは、CNNのホスト起用やVOGUEカバー出演、tefutefu展など、世界と日本をつなぐ多彩な活動で注目を集めています。
祖母・森英恵さんの遺産を継承しつつ、自ら「脱ぐ」ことで新しい表現に挑戦する姿は、まさに進化し続けるハンサムプリンセス。
ファッションモデルの枠を超え、伝統と革新を世界に届ける彼女の歩みから、これからも目が離せません。