黄色いスーツに「ゲッツ!」で大ブレークしたダンディ坂野さん。
あの爽やかな笑顔と柔らかい雰囲気からは想像できないかもしれませんが、実は子育てでもスゴ腕なんです。
現在は、高1の娘さんと小6の息子さんを育てる4人家族。
しかも、その息子さんが全国模試で堂々の1位!
国語では満点まで取っちゃうほどの実力なんですよ。
どうしてそんな子が育つのか?
そこにはダンディ坂野さんらしい“ゆるさ”と“芯の強さ”が絶妙にミックスされた子育て哲学がありました。
そして、ブレークから20年たっても変わらない収入の秘密にも迫ります。
全国模試1位の息子を育てた、意外な教育方針
「勉強しなさい」は禁句!? ダンディ坂野流の子育てルールはちょっとユニークなんです。
多くの親がつい口にするこの一言、実はダンディ坂野さんの辞書にはありません。
その代わりに大切にしているのは「やるべきことをやったら、あとは自由」。
いわゆる放任…かと思いきや、これが息子さんの自主性を育てたんです。
結果、全国模試で1位、国語では満点まで取っちゃう学力の持ち主に。
ただし、自由には条件があります。
それが「時間を守ること」。
AERA Kids : 小6の息子が全国模試で1位に ダンディ坂野が「勉強しなさい」の代わりにかける言葉とは?
芸能界で長く仕事をしてきた中で、時間にルーズな人は信用を失うということを身に染みて知っているからこそ、このルールだけは絶対。
息子さんもこの教えのおかげで、勉強や宿題のスケジュール管理が自然とできるようになったんだとか。
そして何より、親子の関係が温かい!
小6の息子さんとは毎日よく話し、寝る前に自分からハグしてくるそうです。
娘さんはお母さんと仲良しで、ダンディ坂野さんはその様子をほほえましく見守る…まさに“家庭円満”の見本。
厳しさと優しさ、自由とルール、このバランスが全国模試トップを生んだ最大の理由かもしれません。
AERA Kids : ダンディ坂野に聞く、高1と小6の“にこやかな”子育て「ただ一つ、子どもたちに厳しく言っていることがあります」
ブレークから20年、変わらない収入の秘密
【ダンディ坂野 息子は全国模試1位】https://t.co/e2ujoW7ril
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 11, 2025
「一発屋」のイメージを見事に覆したのが、この人です。
2002年、マツモトキヨシのCMで「ゲッツ!」を放った瞬間、日本中に名前が広まりました。
普通ならブームが過ぎると収入も急降下…これが芸能界の常識。
でも、ダンディ坂野さんはそこからが違いました。
今やサンミュージックの芸人の中で、CM契約数はダントツの1位。
なんと16社と契約中なんです。
ブレーク当時は2社だけだったことを考えると、むしろ今のほうがすごいかも。
2022年には「年収7000万円説」を否定しつつ、「ブレーク時と変わらない」とポロリ。
つまり、20年経っても安定して高収入をキープしてるってことですよ。
その秘訣は“変わらないキャラ”と“使いやすさ”。
黄色いスーツ、爽やかな笑顔、短くて真似しやすいギャグは、どんな商品やサービスにもフィットします。
「誰にでもわかる」「嫌われない」って、実はCM界では超重要ポイントなんです。
さらに、営業イベントやYouTubeなど新しい活動も柔軟に取り入れ、時代に合わせた立ち回りも抜群。
ブーム頼みじゃなく、自分の土台をしっかり固めたからこそ、今も変わらない数字を叩き出しているわけですね。
芸風と子育てに共通する“変わらない強さ”
#アースジェッツ のファンの人は既に遠い昔ダンディ坂野が"ジェッツ"をやっていたことを知らない。しかも #千葉ジェッツ カラーの赤い衣装で笑 https://t.co/btU7cVIs8V
— くめん (@kumehn) July 17, 2025
「変わらない」ことは、実は一番難しい。
ダンディ坂野さんといえば、あの黄色いスーツに「ゲッツ!」。
デビューから15年以上、このスタイルをほぼ変えていません。
流行に合わせてアレンジする芸人も多い中、ダンディ坂野さんは一貫性で勝負。
この“変わらない強さ”こそが長く愛される理由です。
そして、この考え方は子育てにもリンクしています。
息子さんの全国模試1位は、一発の奇跡じゃなく、日々の積み重ねの結果。
「親は方向を示すだけ。あとは本人がやる気になるのを待つ」というスタンスで、口出ししすぎず、でもしっかり見守る。
この“距離感”が子どもの自主性と責任感を育てたんでしょう。
加えて、「時間を守る」という家庭ルールも芸能界で培ったプロ意識そのもの。
分単位で動くテレビやイベントの現場感覚を、そのまま子育てに持ち込みました。
結果、勉強も生活もきちんとしたリズムができあがり、何事にも遅れない習慣が自然と身についたそうです。
変わらない芸風と家庭のルール。
これって言葉にするとシンプルですが、長く続けるのは本当に難しいこと。
そのブレない姿勢こそ、父としても芸人としても信頼され続ける最大の理由です。
まとめ
芸人としても父親としても、ブレない芯を持ち続けるダンディ坂野さん。
息子さんを全国模試1位に導いたのは、「やるべきことをやったら自由」という信頼と、「時間を守る」というシンプルだけど絶対のルール。
そして芸能界でも、ブレーク時とほぼ同じ収入をキープし続けるのは、一貫したキャラクターと誠実さの結果です。
“やる時はやる”ゲッツ流の生き方は、家庭でも仕事でもしっかり成果を出していました。