2月26日は、日本史・世界史の両方で強烈なインパクトを残した出来事が数多く刻まれた日です。
日本では昭和史を大きく揺るがした「二・二六事件」、世界ではナポレオンのエルバ島脱出や、現代史に暗い影を落としたテロ事件など、時代も場所も異なる出来事が重なっています。
また、桑田佳祐さんや三浦知良選手といった、時代を超えて愛され続ける人物の誕生日でもあります。
歴史の重みと、人の情熱、その両方を感じながら、2月26日という一日を少しだけ深く味わってみたくなる、そんな日なのかもしれません。
🔫日本史を揺るがした「二・二六事件」と2月26日
2月26日と聞いて、まず思い浮かぶのが**「二・二六事件」**という方も多いのではないでしょうか。
1936年(昭和11年)、陸軍の青年将校たちが約1,500名の兵士を率いて決起し、政府要人を襲撃したクーデター未遂事件です。
内大臣・斎藤実、大蔵大臣・高橋是清、陸軍教育総監・渡辺錠太郎らが殺害され、日本中に大きな衝撃が走りました。
この事件が日本史において特別視される理由は、単なる反乱事件ではなく、昭和という時代の不安や閉塞感が一気に噴き出した象徴的な出来事だったからです。
むーたん青年将校たちは「昭和維新」を掲げ、腐敗した政治を正そうと行動しましたが、その理想は暴力という形で現実を壊してしまいました。



昭和天皇が明確に討伐の意思を示したことで、事件は2月29日に鎮圧されます。
結果として、事件関係者は死刑となり、軍部の政治介入は一時的に否定されたものの、逆に軍の発言力が強まる流れを生んでしまいました。
2月26日は、正義や理想を掲げることの難しさ、そして「手段を誤った正義」がもたらす悲劇を、静かに問いかけてくる日とも言えそうです。
⛵日本と世界をつないだ挑戦の日「咸臨丸」とナポレオン
2月26日は、暗い歴史だけでなく、挑戦と前進を象徴する日でもあります。
1860年、江戸幕府の軍艦「咸臨丸」が太平洋を横断し、サンフランシスコへ到着しました。
勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎らが乗船し、37日間という長い航海を成し遂げたこの出来事は、日本初の太平洋横断航海として語り継がれています。



当時の日本にとって、外の世界へ出ることは未知への挑戦でした。



荒れる海、異文化への不安、それでも一歩踏み出した人々の勇気は、後の近代日本への扉を開く大きな一歩だったと言えるでしょう。
一方、世界に目を向けると、1815年のこの日、ナポレオン・ボナパルトがエルバ島から脱出しました。
失脚し、流刑に処されていた彼が再び歴史の表舞台へ戻ろうとした瞬間です。
この脱出は「百日天下」へとつながり、最終的にはワーテルローの敗北で終わりますが、それでも再起を図った姿勢は今も語り継がれています。
2月26日は、成功も失敗も含めて、**「それでも前へ進もうとした人間の意志」**を感じさせる日なのかもしれません。
🎂2月26日生まれの人物と、現代史の記憶
2月26日は、多くの著名人が生まれた日でもあります。
桑田さんは、日本の音楽シーンを何十年にもわたって牽引し続け、世代を超えて愛される楽曲を生み出してきました。
一方、三浦知良選手は「キングカズ」として、年齢という常識を軽々と超え、今なお現役を続ける存在です。



彼らに共通するのは、**「続けることの強さ」**です。



流行や年齢、環境が変わっても、自分の場所で表現し続ける姿は、多くの人に勇気を与えています。
また、1993年にはニューヨークの世界貿易センタービル爆破事件が発生しました。
この出来事は、後の2001年9月11日の同時多発テロを連想させる、現代史における重要な警鐘となった事件です。
2月26日は、華やかな誕生日や挑戦の記録だけでなく、平和の尊さを改めて考えさせられる日でもあります。
📌まとめ
2月26日は、日本史の転換点となった二・二六事件、世界へ踏み出した咸臨丸の航海、ナポレオンの再起への挑戦など、重くも熱のある出来事が重なった一日です。
そして、桑田佳祐さんや三浦知良選手のように、時代を超えて走り続ける人々の誕生日でもあります。
過去の出来事を知ることで、今をどう生きるかを考えるヒントが見えてくることもあります。
2月26日という日を、少しだけ立ち止まって振り返りながら、自分なりの意味を見つけてみてもいいのかもしれませんね。









