2月19日は、日本の郵便史における大きな節目であり、日本プロレスの原点が生まれ、さらに宇宙観を一変させた偉大な天文学者の誕生日でもある、実に幅広いテーマが詰まった一日です。
身近な「郵便」から、胸が熱くなる「プロレス」、そして壮大な「宇宙と科学」まで、時代も分野も超えた出来事がこの日に集まっています。
また、忘れてはならない災害や歴史の影の側面も刻まれており、過去から学び、今を見つめ直すきっかけにもなりそうです。
今日は2月19日という一日を、少し立ち止まって振り返ってみたくなります。
🏣日本と世界をつないだ日|万国郵便連合加盟記念日
1877年(明治10年)2月19日、日本は万国郵便連合(UPU)に加盟しました。
これは、日本が独立国として23番目、アジアで初めて国際郵便ネットワークに参加した記念すべき出来事です。
それまで国ごとに異なっていた郵便制度は、UPUによって統一され、「世界中どこへでも手紙が届く」仕組みが整えられていきました。
今では当たり前の国際郵便も、当時の人々にとっては画期的な変化だったはずです。
むーたんこの加盟は、単なる郵便制度の話にとどまらず、日本が近代国家として世界に本格的に参加した証とも言えます。



明治時代、日本は急速に近代化を進めていましたが、国際社会との信頼関係を築く上で、郵便というインフラは非常に重要な役割を担っていました。
手紙やはがきは、単なる情報伝達ではなく、人と人の想いを運ぶ存在でもあります。
海外に暮らす家族や友人、ビジネスのやり取り、文化交流――そのすべてを支えてきたのが郵便でした。
2月19日は、日本と世界が「手紙」でつながった日とも言えそうです。デジタル全盛の今だからこそ、改めてその価値を感じたくなります。
✊日本プロレスの原点|プロレスの日
1954年(昭和29年)2月19日、東京・蔵前国技館で、日本初の本格的な国際プロレス試合が開催されました。
この日を記念して、2月19日は「プロレスの日」とされています。
試合では、力道山と木村政彦のタッグが、アメリカから来日したシャープ兄弟と激突。
会場はもちろん、日本中がこの一戦に熱狂しました。
特に象徴的なのが、NHKと日本テレビによる2局同時中継です。



当時、テレビはまだ高価で珍しい存在でしたが、新橋駅前に設置された街頭テレビには人だかりができ、多くの人が画面に釘付けになったと言われています。



この光景は、テレビ文化の広がりとプロレス人気の爆発を象徴する出来事でもありました。
力道山の存在は、戦後日本にとって特別でした。
敗戦の記憶が色濃く残る中、リングの上で外国人レスラーを打ち倒す姿は、多くの人に勇気と誇りを与えたのです。
2月19日は、単なるスポーツイベントの日ではなく、戦後日本の希望とエネルギーが凝縮された一日とも言えるかもしれません。
今も続くプロレス文化の原点が、ここにありました。
🌎宇宙の見方が変わった日|天地の日と歴史の光と影
2月19日は「天地の日」とも呼ばれています。
その由来は、1473年2月19日に誕生した天文学者ニコラウス・コペルニクスです。
彼は、それまで常識とされていた天動説(地球中心説)を覆し、地動説(太陽中心説)を提唱しました。



この考え方は当時の宗教観や世界観を根底から揺るがし、近代科学への扉を開く大転換点となりました。



コペルニクスの理論はすぐに受け入れられたわけではありませんが、後のガリレオやケプラーへと受け継がれ、人類の宇宙観を大きく前進させたことは間違いありません。
2月19日は、**「常識を疑う勇気」**の大切さを思い出させてくれる日でもあります。
一方で、この日には重い歴史も刻まれています。
1942年には、アメリカで日系アメリカ人強制収容につながる大統領令9066号が署名されました。
また、硫黄島の戦いが始まったのも2月19日です。
輝かしい進歩と、忘れてはならない悲劇が同時に存在する日――それが2月19日の持つ、もう一つの顔なのかもしれません。
📌まとめ
2月19日は、日本が世界とつながった日であり、人々が熱狂と希望を見出した日であり、そして宇宙の見方が変わった日でもあります。
郵便、プロレス、天文学――一見ばらばらに見える出来事が、この一日に重なっているのはとても興味深いことです。
また、その裏側には、災害や戦争、差別といった歴史の教訓も刻まれています。
過去を知ることで、今をより深く理解できる。
そんなことを静かに教えてくれるのが、2月19日なのかもしれません。
今日は少しだけ、歴史に思いを馳せてみたくなりますね。









