お正月ムードが本格的に広がる1月2日。
おせちをつまみながらテレビをつけると、箱根駅伝が始まっていたり、ニュースでは皇居での新年一般参賀の様子が流れていたりと、日本らしいお正月の風景があちこちにあります。
この日は単なるお正月休みの一日ではなく、新年を正式に祝い、気持ちを新たにスタートさせる意味を持つ日でもあります。
初夢や書初め、初売りなど「初」がたくさん詰まった1月2日には、昔から続く文化や願いが込められてきました。
今日はそんな1月2日の魅力を、行事・歴史・人物の3つの視点から、ゆったり振り返ってみたいと思います。
📅日本のお正月を象徴する1月2日の行事たち(新年一般参賀・箱根駅伝・初夢)
1月2日といえば、まず思い浮かぶのが新年一般参賀です。
皇居・長和殿のベランダに天皇皇后両陛下、そして皇族方がお出ましになり、国民からの祝賀を直接受けられるこの行事は、日本ならではの新年風景として知られています。
むーたん午前中に複数回行われるお出ましには、全国から多くの人が集まり、「新しい年が始まった」という実感を共有する場になっているようにも感じられます。
そして、お正月のテレビといえば欠かせないのが箱根駅伝です。
1920年に始まったこの大会は、「マラソンの父」金栗四三氏の思いから誕生しました。
若い大学生たちが襷をつなぎ、限界に挑む姿は、毎年多くの人の心を打ちます。



新年に努力や継続の大切さを思い出させてくれる存在として、世代を超えて愛され続けているのも納得です。
さらに、1月2日は初夢の日としても知られています。
江戸時代には大晦日は眠らず、元日から2日にかけて初めて眠る習慣があったことから、この日が初夢とされました。
「一富士二鷹三茄子」という言葉に代表されるように、夢に縁起を託す文化が今も語り継がれています。
現代では少しゆるやかに受け止められていますが、新年の希望を夢に重ねる気持ちは、今も変わらないのかもしれません。
📅書初め・仕事始め・初売りに込められた「始まり」の意味
1月2日は「事始め」とも呼ばれ、昔から物事を始めるのに良い日とされてきました。
農家では畑や山の神を祀り、商家では初荷を出すなど、新しい一年への準備が本格的に動き出す日だったそうです。



この流れは現代にも形を変えて残っており、仕事始めや営業開始日として1月2日を選ぶ企業も少なくありません。
また、この日に行われる伝統行事として有名なのが書初めです。
平安時代の宮中儀式「吉書始め」が由来とされ、もともとは神聖な水で墨をすり、恵方に向かって文字を書くという意味深い習わしでした。



現在では、学校の宿題や家庭行事として行われることが多く、一年の目標や気持ちを文字にする時間として親しまれています。
そして忘れてはいけないのが、百貨店や商店街で行われる初売りです。
福袋やセールを楽しみに出かけた記憶がある方も多いのではないでしょうか。
単なる買い物イベントではなく、新年最初の活気を街にもたらす風物詩として、日本のお正月に欠かせない存在になっています。
こうした「初」の行事が重なる1月2日は、気持ちを切り替え、前向きな一歩を踏み出すきっかけの日とも言えそうです。
📅1月2日に刻まれた世界と日本の歴史、誕生日の有名人
1月2日は、歴史を振り返ってみても印象的な出来事が多い日です。
日本では、1953年に第3回NHK紅白歌合戦がテレビで実験放送された日として知られています。



紅白が1月2日に行われたのはこの年だけで、テレビ黎明期の貴重な出来事として語り継がれています。



また、箱根駅伝のテレビ中継が本格化したのも1955年で、お正月とテレビ文化が強く結びついた節目の日とも言えます。
世界に目を向けると、1492年のグラナダ陥落や、**世界初のエアコン特許取得(1906年)**など、歴史や技術の流れを大きく変えた出来事が起こっています。
さらに、1959年にはソ連の月探査機ルナ1号が打ち上げられ、人類の宇宙探査史に新たな一歩が刻まれました。
また、1月2日は多くの有名人の誕生日でもあります。
俳優の竹野内豊さん、漫画家の浦沢直樹さん、フィギュアスケートの樋口新葉選手など、各分野で活躍する人物がこの日に生まれています。
こうした事実を知ると、1月2日が持つエネルギーや可能性を、少し身近に感じられる気がしてきます。
📅まとめ
1月2日は、新年一般参賀や箱根駅伝、初夢、書初め、初売りなど、「新しい一年を本格的に始めるための行事」がぎゅっと詰まった特別な日です。
日本の伝統や文化に触れながら、自然と前向きな気持ちになれる一日でもあります。
さらに、歴史を動かした出来事や、今も活躍する有名人の誕生日を知ることで、何気ない日常が少し豊かに感じられるかもしれません。
忙しい毎日の中でも、1月2日にはほんの少し立ち止まって、今年はどんな一年にしたいかを思い描いてみる、そんな過ごし方も素敵なのではないでしょうか。









